1級建築塗装技能士試験 完全対策② 実技試験実際に使用した道具・練習時に必要な資材(令和6年更新)
前回の記事
1級建築塗装技能士完全対策① 受験にあたって(令和6年更新)
ご閲覧いただきありがとうございます。
本記事では、実技試験で実際に使用した道具・練習時に必要な資材を記載していきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
実技試験のテキストと照らし合わせながら、記述していきたいと思います。
受験者が持参するもの(テキストに記載のもの)
試験用に購入したもののみ、記載していきます。
※各都道府県でマイナールールがあるみたいなので、講習時に必ず講師に確認して下さい。
・容器 180mll程度 4 空き缶など(色合わせ用)
→★カップ PP製[土日祝モノタロウ特価] 200ml
次の記事で記載しますが、この目盛り付きというものがポイントです。
また、練習後に洗って再利用できます。課題2でA色・B色・C色を作成しますが、私は表面にテプラでA色などとそれぞれ貼っていました。
・容器 180mll程度 4 下げ缶(塗装用)
→下げ缶 樹脂製 1.5L
練習後に洗って再利用できます。
・平刷毛または筋かい刷毛 80mm以上 1 シーラー用
→すずめ 80mm
→(予備)白鳥 水性 平 白 80mm
※筋交い刷毛でも良いと思いますが、講習時に確認してみて下さい。
・平刷毛または筋かい刷毛 40mm以上90mm以下 4 水性用
→Wマスター刷毛 50mm
・筋交いバケ 30mm程度 5 水性用だみ分け
→Wマスター刷毛 30mm
・筋交いバケ 15mm程度又は9mm程度 5 水性用すみ切り
→水星5号3本 水星9mm2本
※講習の際には、「水性ナナメメジタン」という刷毛を持っていきましたが、試験では使用できないと言われて急遽買いました。また、試験時に他の受験者が言われていましたが、目地刷毛は使用不可でした。
・パテ用へら
→フラットパテベラ 6寸 003-06
・ウエス
→純綿カラーメリヤス メンテナンスウエス
→200mm*200mmくらいに切断してジップロックのMサイズに入れれるだけ入れていきました。研磨後や、パテ打ち後のヘラの清掃など大量に使います。
・測定用ものさし(線引き用定規と兼用)
→1M JISマーク付きのもの(モノタロウ印のものはJISマークなし)
・コンパス
→シンワ測定(Shinwa Sokutei) コンパス 製図用 B 155mm 75396
・鉛筆
→点付け用のとがったもの1本と、線引用に少し太く削ったもの1本
・小板→ベニヤ(厚み2.5mm巾約50~60mm×長さ約250mm程度)
→課題2の練習の際、パテ付け未塗装の部分が余るので、それを切断して使用する。(パテ付けの為、乾燥が早い・色合わせがやりやすい)
→写真の用に1枚で2回色合わせができるようマスカーを貼っています。
・凸部押さえローラー
→ 好川産業 スモールヘッドカットローラー (ネジ止) 7インチ
・平面用作業台
→私の試験会場では、長机が用意されていたため以下の桟木にノンスリップマスカーを巻いて使用
①長さ850mm程度 2本(課題2 机上用)
②長さ300mm程度 4本(課題1・2用 床用)
・ろ過用具
→下げ缶に使用できるサイズの生ゴミネット(スーパーで買えます)
・SXバケット、内容器、ローラーネット 2
・ウェーブローラー 13mm 4インチ 1
・ローラーハンドル 4インチ 1
・希釈用水(ペットボトル500mlに入れて)
・昼食
→私は試験後半時にトイレに行くリスクがあるかもしれないので、食べませんでした。
受験者が持参するもの(テキストに未記載のもの)
以下はテキストに未記載のものですが、持っていっても試験時に何も言われなかったもの一覧です。良かったら参考にしてみて下さい。
・衣装ケース3段 ワイドチェスト N653
→引き出しタイプなので、整理するのに便利です。試験会場が長机でしたら、下に収まります。長机が無い場合にも、下記に記している「ソーホース 折りたたみ作業台」の下にも収まります。試験中に作業場所が散らかっていないか見られるらしいので、とりあえずこの中に入れておけば安心です。
※実技練習前に、内側も外側もノンスリップマスカーで綺麗に養生しておけば、合格後に自宅で使用できます。
・調色作業用 ステンレスバックルコンテナ22
→調色途中の容器・下げ缶・刷毛・試し塗り用の小板などすべてこの中に入れておきます。中に材料を入れておけば、容器内の塗料も乾燥しないため便利です。
・ナイストレイ
→散らからない用に、鉛筆、消しゴム、ウエス、18mmマスカーなどは全てここにいれておきます。
・腰袋
→研磨作業後清掃時には、研磨粉をダスターぼうきで全て腰袋にいれる。
・ノンスリップマスカー
・50mmガムテープ 2個
→ノンスリップマスカー養生用
・帽子
→必ず着用する
・ゴミ入れ用Mバケット
→衣装ケースの最下段に入れ、ゴミ・使用済みパテなどを全てここにいれる。
・課題2 刷毛保管時用 濡れウエス 3枚
→試験当日の朝に、濡らして持っていきます。刷毛も朝、水で湿らせておきます。試し塗り用小板塗り後や、1回目の塗装後に濡れウエスで巻いておけば、乾燥しないで使いやすいです。※下げ缶内にそのまま突っ込んでおくと、ステンレスバックルコンテナ22の中に収まりません。
・掃除用濡れ雑巾(固く絞っておく)
→パテ研ぎ後や、作業終了時に作業場所周辺をふきます。
・ゴミ袋
→机周辺の養生をかたした後に必要です。
・空調服
→実技試験が6~7月なのであった方が無難です。
・霧吹き
→パテを水でのばすのに使います。
△ソーホース 折りたたみ作業台
→試験会場に、長机が無い場合には持っていったほうがいいと思います。中に3段衣装ケースも入ります。
練習時に必要なもの
○課題2用
・ベニヤ板(2.5mm)3*6板 5~6枚 試験用サイズに切断(カッターで可能)
→薄い方が安いので、最初はこれで練習しました。3*6板で2枚とれます。
・ベニヤ板(9mm)3*6板 1枚 試験用サイズに切断(丸鋸)
→本番直前用
・塗料(私は、実務で使用している日本ペイントのパーフェクトトップのみで練習しましたが、B色はEPの為、試験時の調色の際は少してこずりました。)
①白
②黑
③赤 K09-30L
④黄色 K19-70V
⑤青色 ニッペ シャニンブルー 近似色
・見本板(A色・B色・C色)16枚ずつほど
A色 左 緑 35-70H
C色 右 少し赤みがかったグレー 15-75B
B色 真ん中 ベージュ(EPつや消し) 17-70F
→次の記事で見本板の作り方を紹介しますが、上記の5色で見本板自体も作成できます。練習用には十分だと思いますが、講習時にも見本板を配布され、持って帰れるのでそれで色を確認して下さい。
→私は、ガルバリウム鋼板の端切れを使用しました。課題2の練習で余るパテ地付け部分の小板でも良いと思います。
・ソーホース 折りたたみ作業台
→試験会場に、長机が無い場合には持っていったほうがいいと思います。中に3段衣装ケースも入ります。
→また業務中のちょっとした大工工事や、技能試験の練習の際にも使用できるので、おすすめです。
・パテ(余っている物で良いと思います。)
→ジップロックに適量入れて、練習前に毎回補充して下さい。
○課題1用
・ベニヤ板(2.5mm)3
→課題2で使用したベニヤ板を再利用します。
・ベニヤ板(9mm)3*6板 1枚 試験用サイズに切断(丸鋸)
→課題2で使用したベニヤ板を再利用します。
・タイルガン チップ(5mm,8mm)
・玉吹き用材料(余っているフィラー類)
・コンプレッサー
・ヘッドカット用塗料シンナー
○課題3用
・新聞紙
・スプレーガン
・コンプレッサー
・材料(黑)
こうして書き出してみると、道具・材料だけで結構な量ですね。
普段の業務で使わない物も多数あると思いますが、割り切って購入しました。
それでは、実際の試験のポイントについて書いていきたいと思います。
次の記事
1級建築塗装技能士完全対策③ 課題2(パテ・調色・製図) 対策・ポイント