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日記が継続できなくて悩んでいるあなたへ、行動のヒント


日記は義務じゃない。書きたいときに書こう

日記の発信をするようになって、僕と同じく日記(ジャーナル)を書いている人の話を聞くことが増えたように思います。意外と日記に興味を持っている人っているんだなぁ、と感じられて嬉しいです!

日記に関する一番多い悩みが、
日記を書きたいという思いはあるんだけど、続かないんだよねぇ
という悩みです。継続が難しいこと、とても分かります。継続した方が良いと分かっていても、気分が乗らなかったり、継続する目的を実感できなかったりすると、今日はいいや、となってしまいがちですよね。今日は日記を無理なく続けるためのヒントを書いていこうと思います。

まず前提として、日記は義務ではないし、自分を縛るものでもないので、絶対に毎日書くというプレッシャーを感じすぎない方が良いと思います。僕は2年半日記を続けていますが、書く頻度は平均週一回くらいです。そのくらいゆるゆると続けています。せっかく日記を書くのなら、心の負担なく楽しく続けられるのが一番です。

日記が続く理想と、日記が続かない現状を整理してみると…

日記について、こんな悩みを共有してくれた人がいました。

日記という形でおしゃれな手帳を買うと途端に書かなくなる、という悩みを持っています。毎度毎度、書かない手帳が溜まっていき、結局、ノートとかルーズリーフにばぁーっと書いて、あれはどこに書いたっけ?そんな感じで、日々を過ごしてしまっています。

悩みを分解すると、
理想(こんな状態になれたら嬉しい)」と
現状(満足していない、困っている)」に分けられます。
理想と現状のギャップを埋める行動が課題です。
上記の悩みに対し、理想と現状がどのような状態かを想像して書いてみました。

理想①:継続して好きな手帳に日記を書き、充足感を味わいたい!
現状①:継続するというプレッシャーが負担に感じてしまったり、書けない日があって手帳に空欄ができたときにテンションが下がってしまったりして、続かずに困っている

理想②:読み返して気づきを得られる、または楽しめる日記をつけたい!
現状②:せっかくのおしゃれな日記に、読み返したくなるような良い文章が書けなくて困っている


漠然とした悩みをこのように整理してみると、自ずと解決のヒントが見えてきます。(話が少し逸れますが、悩みを整理して言葉にしてみると、悩みの根源がわかったり、また悩みだと思っていたものが悩みではなかったことに気づくことがあります。その意味でも、悩みを言語化してみるのは大事だと思います…!)

上記①②それぞれに対し、解決のための行動アイデアを書いていきます。

ヒント①:「継続する」というプレッシャーを小さくする

手帳には毎日分枠があるので、「空白を作らないように毎日継続しなきゃ」とハードルが高くなってしまうと思います。

・書かない日(空白)があってもOK にする
・毎日、と思わずに「今日だけは書いてみる」と考える
・枕元に手帳を置き、寝る前に3分だけ書いてみる。習慣化できるよう、生活の一部として組み込む
・書くことが思いつかない日は「今日ポジティブに感じた出来事を一文だけ書く」
などテーマを決めておく。書くことがない、書くことに迷う、という心理的障壁を低くする

こうすることで日記を続けるハードルが下げられるかな、と思います。

ヒント②:読み返したくなる日記を書く工夫をする

手帳とルーズリーフの大きな違いは「読み返すことを前提としているか」だと思います。モヤモヤをただ紙に吐き出すだけであればルーズリーフの方が向いていると思いますが、ここでは読み返したくなる日記を書くコツをいくつか紹介します。

・未来の自分を宛先にして書いてみる 。たとえば仕事で上司から理不尽に怒られた日であれば、「上司になった未来の自分宛」と付け加えて、部下に対しこういう言い方するとムカつくよ、と書く。読み返す、とは読み手(未来の自分)が存在することだと意識すると良い!
・小説のように、ドラマチックに書いてみる。たとえばランニングについて書く場合、「今日はいつもより長く走れた」だけ書くのではなく、「秋風が肌を通るのが心地良くて、つい足を伸ばした旅行のように、いつもより長く寄り道をして走った」と書く。情景や比喩表現を一つでも入れてみると、小説らしさが出る
・未来の予約日記を書いてみる。例えば「スタバの新作を飲む」と書いて、実行したら赤ペンで○をつける。やりたいことを思い出すときに日記を見返し、さらに実行して○をつけるときに見返すようになる!

日記がただの行動記録になってしまうと、「どうせ読み返さないだろうな…」と冷めてしまいますが、このような工夫を入れることで、彩りのある日記が書けるようになります。

自分だけの連載小説を、自分のペースで

もし日記が続かなくて悩んでいる、もしくは日記を始めたいけど続くかどうか不安であれば、ぜひ上記のアイデアでしっくりくるものを試してみてください!

日記は、自分だけの連載小説です。続けて書いていくことで、より発展していきます。物語を紡いでいくクリエイターとして、小説を独り占めして読めるファンとして、自分のペースで日記を楽しんでいきましょう!


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