妊娠悪阻で2週間入院した話①
2022年10月生まれの息子がいます。
妊娠が分かったのが2022年2月。
夫婦ともにいずれ子どもを授かりたい気持ちがあったのでとても嬉しかったです。
しかし!!徐々にはじまるつわり…「まだまだ私は大丈夫!」なーんて思っていたら最終的に2週間の入院になってしまった時のお話です。
まだまだ余裕な頃(妊娠7週〜)
妊娠7週くらいから少しずつ気持ち悪さがでてきました。とは言え実際に吐くまでには至らず、食べられるものを優先していました。
この頃はお米が食べられなくなり、冷凍たこやきや、スティックパンを好んで食べていました。気分が良ければ休日にラーメンなどを食べに行くこともありました!
つわりが本格的になった頃(妊娠9週〜)
日中に気持ち悪さを感じる時間が増えてきたため、上司に妊娠を報告し、完全在宅勤務に切り替えました。幸い繁忙期前で自分のペースで仕事ができるので精神的にもありがたかったです。
この頃から吐く頻度も増え、食べられるものがいちごやスイカなど果物のみ、水分は市販の麦茶を薄めたものだけになっていきました。
そして口にすると気持ち悪くなり、食べられたとしても30分〜1時間後には吐いてしまう日々が続いていました。
食べていないから当然力が出るわけもなく、横になりながら仕事をしたり、休みが増えていったりしました。
食べ物や水分が取れなくなって来たにも関わらず、「つわりは誰にもあるものだから」と自分の辛さをきちんと理解していませんでした。
今思えばこの時点で病院に行けば気持ちも体も早く楽になれたのにな、と思うのですが、次の検診まで耐えることを選んでしまったのでした。
体重3kg減、ケトン体+3(妊娠11週〜)
待ちに待った(?)検診の日、フラフラになりながらなんとか病院にたどり着きました。
先生「体重は前回から3kg減ってるし、ケトン体も出てます。体が飢餓状態になっています。食事は取れてますか?」
ここで緊張の糸が切れたようにダーッと泣いてしまいました。食事や水が取れず辛いこと、気持ち悪さがずっと治まらないこと、何よりこんな状態でお腹の赤ちゃんがちゃんと育っているのか心配なこと。泣きながら胸の内を先生にお話しました。
先生より、「赤ちゃんは栄養の袋があってそこから栄養を摂取して成長するから大丈夫。お母さんの体が心配なので、入院して点滴で水分と栄養を補給しましょう」とのことで妊娠悪阻との診断をいただきました。この瞬間、「辛さを我慢しなくていいんだ…」と心が軽くなったのを覚えています。
幸い空き病床もあり翌日には入院が始まりました。
無理は禁物
本当にこの一言につきます。
我慢をしすぎて母体に何かあったら妊娠どころじゃないですからね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?