夫が大好きって話

わたしの夫は毎日何度も言葉で好きって伝えてくれる。
でもあたしが病気になるまでは、
好きって言葉のほかの会話は
1日あったことひとことふたことで、
あとはテレビやYouTube見て2人で笑うだけで
会話なんて全然なかった。

それでも夫は好きと言ってくれていた。
会話がぜんぜんないのに、
楽しくないかもしれないのに
自分に自信がなくてその言葉を信じれてなかった。

だけど、あたしが病気になって
たくさん話すようになって、
そしたら夫も言葉数が増えて
ほとんどずっと話してるようになった。
今ではいきたい場所、テレビを見てのコメント、
じゃれあい、食事について意見交換、話題が尽きない。

わたし自身夫の言葉を信じることができるようになったし、
否定的な思い込みから解放された。

病気は理解されないことが多いと思うし、
悪い出来事がふえるかもしれない。

だけど、たくさん病気のおかげで
夫婦の絆が深まったり、共感しあえる友だちができたこと、
悪いことばかりじゃないって忘れないでいたい。

会話って信じるってとても大事と思い知らされた。
病気があることで生きづらいかもしれないけど、
わたしの病気の症状がひどい時
仕事をしながら支え続けてくれた夫に救われた。
仕事との両立がどれだけ大変でどれだけ心が磨耗したか本人にしかわからないと思う。

わたしは記憶がほとんどないが、
その時期は辛い時間だったみたいで
夫自身その時のことはあまり話してくれないけど、
相当きつかったと思う。

そんな人に出会えて、病気が快方に向かって
お互い支え合えてる、
支え合える未来が描けるのが本当に嬉しいし楽しい。

夫さん、大好きです。
いつもいつもありがとう。