2022年下半期に読んで面白かった本を選び始めるか
まだ12月も2/3は残っているけれども、そろそろ2022年下半期に読んで面白かった本を選び始めるか。ちなみに上半期はこれ。
まず読書の状況だが、 2022年下半期に読み終えた本は現時点で46冊。残り20日で4冊読み終えれば50冊になる。
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46冊のうち、★5をつけたのは以下の4冊だった。
残りの20日でこれら以上に良い本を2冊以上も読めるとは考えにくいので、こいつらは確定と言っていいだろう。ちなみにこのうち3冊はnoteで読書感想文を書いている。
『ヒトの目』が良かったのは、視覚について新たな仮説を提示してくれたからである。特に「なぜ人の目は正面に2つあるのか」が良かった。これまで俺は、2つあることで距離を正確に測れるからだと思っていた。理科の時間でもそう習った覚えがある。
それに対して本書では、別の仮説として「透視」を挙げる。透視とは障害物の向こう側を見れるということだ。もちろんマンガの超能力のように、壁の向こう側が見えるというのではない。目が2つあることで、片方の視線が障害物で遮られていても、もう片方が遮られていてければ見えるというだけのことだ。
俺にとってはこの仮説が正しいかどうかよりも、これまで信じてきたのとは違う仮説を提示させられたことが重要である。てっきりもう決まったものだと思っていたのに、別のもっともらしい仮説が出てきたからだ。こういう体験ができるので、俺にとって本書の価値は高い。
★5の本については以上である。いつも5冊を選んでいるので、あと1冊は何を選ぶか。
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