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恋愛学~恋をすると千里眼が備わる~

  恋愛が最高潮に達している時は、相手の心の中を的確に把握でき、何を考えているかが鮮明にわかります。
それは、今まで相手から得た情報をフルに利用して、言葉や態度を観察できるからであり、さらに集中力が抜群になっているので、全てを見通すことができるのです。
すなわち、「千里眼」が備わっていると言えます。
人間も動物であり、多かれ少なかれ本能的に予知能力を備えていますが、普段は表面的な論理を追って考えているので、そのような能力が出てくることはなく、論理をたどっていくのは分析的に考えていくことであるから、時間のかかる作業です。
それに反して、直感的に相手の本質をとらえようとするのは瞬間であり、神経を集中すれば高精度なのです。
好きな人だと思っていても、その相手の求めていることがわからない時は、まだ好きの度合いが低く、集中的に考えてないときなのです。
反対に嫌いな相手が何を考えているかわからないのは、当然であり、興味のない相手なのでわかるはずがありません。
相手の心が読めない時は、愛し方が足りない時で、もしかすると、愛していると思っても純粋な愛ではなくて、打算などの不純な要素の多い「愛もどき」である可能性もあります。


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