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恋愛学~恋の片道切符~

 人間の感情はとても不思議で面白く、苦手な相手だと思っているときは、その相手も同じ様に、あなたを苦手だと思っているはずなのです。
また、道で会っても挨拶しない不愛想で悪い人だと思っている時は、相手も同じように考えています。
客観的に見ても、実際にお互いが挨拶をしていないのでお互いそういった感情になるのは当然なのです。
反対に、好きな相手には好感を与えているはずです。
相手が自分のことをどう思ってくれるかは、相手に対する態度次第と言えます。したがって、好きになったらその感情を持ち続け、嘘偽りのない態度で接すれば、控え目にしてもその思いは必ず相手に通じ、即座に同じ感情が返ってくる場合もあったり、時間もかかってしまう場合もあります。
その時は、諦めず辛抱強く同じメッセージを発信し続けていけば、少しづつでも同じ感情が返ってくるようになります。
よく片思いと公言する人は、相手に対して好意を抱いているのは間違いないとしても、真剣に特別な感情を抱き続けている人ではなく、ふざけ半分に言っている人が大半です。
また、ちょっとした特別な話し方や、さりげない振る舞いの中にも、特別な思いを込める事ができます。
例えば、相手の持っている物について自分の好みであると言ってみたり、相手の目をいつもより長く見てみたりと、少し積極的になればいいのです。
そうすることにより、相手は気づかなくてもあなたの思いが少しづつ蓄積されていき、ある程度の量になると、その思いが相手の心から逆流してくるようになります。
そして、感情が共有される状態になり、相思の中となります。
つまり、片思いは恋の片道切符なのです。

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