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『Adobe Firefly』覚書
ジェネレーティブAI『Adobe Firefly』がAdobe Creative Cloudに追加されると発表され、3月末からβ版が使用できるようになりました。
実際使ってみた使用感など個人の覚書として情報まとめていこうと思います。
【公式リンク】
公式サイト:https://adobe.ly/42Ig3XP
Discord:https://adobe.ly/3KaLVgp
Twitter:https://twitter.com/AdobeFirefly_ai
『Adobe Firefly』最初の使用感
映像クリエイターなので、基本操作をざっと学んだあと、まず『Firefly』で生成した画像で【skeleton】の映像を制作してみました。
キャラクター・背景・ロゴまで全て『AdobeFirefly』で生成して、アニメーション作ってみました💀
— HONEBITO(映像クリエイター/Web3・NFT・AI関連) (@hone_sns) March 29, 2023
他のAIツールも使ってきましたが、ここまで高速で欲しいイメージを形にできるツールは今までなかったので
「やっぱりAdobe強いな!」と感じました!#AdobeFirefly #AIart #AE #spine https://t.co/EB2Fu4ecIz pic.twitter.com/gTirelLkg7
制作しながらまず感じたのは、短時間で様々なイメージをいくつでも生成できるため、「クリエイティブな思考を加速させてくれるツール」だということ。
現在はまだβ版のため
(1)Text to image
(2)Text effects
の2つの機能のみが利用可能となっています。[2023年3月末現在]
またβ版のため、現時点では商用利用は禁止となっています。
(1)Text to image
「Adobe Firefly(ベータ版)」使ってみましたが、これは圧倒的にヤバいです!!
— HONEBITO(映像クリエイター/Web3・NFT・AI関連) (@hone_sns) March 28, 2023
他のAIツールでも既にかなりのハイクオリティの画像が生成できますが、さすが王道のAdobeだけあって「UI」が圧倒的に素晴らしい!!
本当にクリエイティブな思考を加速してくれる感じです💀#AdobeFirefly #AIart https://t.co/LbjgjbQpwk pic.twitter.com/80X7HptPBG
上記ツイートの動画のような形で、生成したい画像のプロンプト[説明用の呪文]を入力し、4枚の画像が生成されます。
今までに【NovelAI】や【Stable Diffusion】などの他のAIツール使用してきましたが、『Adobe Firefly』の特徴の1つとしてUIがとても素晴らしいと感じました。
「画像サイズ(アスペクト比)」や「画像のテイスト(写真・グラフィック・美術)」などを右メニューから切り替えて、素早くイメージの変化が確認できます。
また「スタイル」「色・トーン」などもUIから選択できるため、素早くプロンプトを切り替えてイメージの変化を確認できます。
(2)Text effects
他のAIツールでは見たことが無い【Text effects】
— HONEBITO(映像クリエイター/Web3・NFT・AI関連) (@hone_sns) March 28, 2023
ロゴ用のテクスチャーをPhotoshopなどで作ると大変なので、これはロゴデザインとかでかなり活用できそうと感じました!#AdobeFirefly #AIart pic.twitter.com/k9KWLTs4GZ
他のAIツールでは今まで見たことが無い珍しい機能【Text effects】。
一文字一文字手作業でコラージュ的に制作するのはかなり工数がかかるので、タイトルやロゴなど色々な場所で活用できそうな機能だと感じました。
「個人的に気に入った点」
〇生成される「チビキャラ」がとてもカワイイイメージが多い。
飼っている「クレステッドゲッコー」の「チビキャラ」を作ってみましたが、想像以上にいい感じだったので、思わず映像も作ってしまいました。
想像のはるか上をいくカワイさの【チビ_クレステッドゲッコー】の子達が生成されたため、アニメーションにしてみました💀
— HONEBITO(映像クリエイター/Web3・NFT・AI関連) (@hone_sns) March 30, 2023
やっぱり『Adobe Firefly』が作る世界観、スゴク好みだと感じます😊
(時短のため、#AE のみで制作)#AdobeFirefly #AIart https://t.co/EB2Fu4ecIz pic.twitter.com/hpnCVkQ3Un
また、他の方が公開されていたプロンプト[a cute 3D charcter made of XXXX]に素材やキャラ名を入れると、3Dテイストのとてもカワイイキャラ達が生成されました。
これはとても素晴らしいプロンプト🙏
— HONEBITO(映像クリエイター/Web3・NFT・AI関連) (@hone_sns) March 31, 2023
早速「スカル系&モンスター系」で生成してみました💀
【prompt】
a cute 3D charcter made of skull
a cute 3D charcter made of Dragon
…等々#AdobeFirefly #AIart https://t.co/sWQFVTYima pic.twitter.com/sVpFQsf4Cu
〇テクスチャーや背景など動画素材としてもとても有用
実写にも強い『Adobe Firefly』で使用頻度の高いテクスチャーを生成してみました!
— HONEBITO(映像クリエイター/Web3・NFT・AI関連) (@hone_sns) March 29, 2023
余裕で実用に耐えうるクオリティ👍
[prompt]
wallpaper, texture, XXXXXXXX
(ガラス・和紙・雲・木材)#AdobeFirefly #AIart https://t.co/EB2Fu4ecIz pic.twitter.com/kPuaiQn5gp
『京すけ』さんが公開して下さっていた『背景コレクション』の[No01-10]をプロンプトをベースに『Adobe Firefly』で背景生成してみました💀
— HONEBITO(映像クリエイター/Web3・NFT・AI関連) (@hone_sns) March 31, 2023
得手不得手はある感じですが、「背景のみ」でも概ねイイ感じに生成できました!
詳細はツリーに個別にプロンプト含め載せておきます。#AdobeFirefly #AIart https://t.co/ZVXhe04lqn pic.twitter.com/OlqAkPB0Rz
自分の場合は、AI生成画像は基本映像制作の素材として使用することが多いので、上記のようにクオリティの高い「テクスチャー」や「背景」が生成でき、とても有用と感じました。
まだβ版ということで今後も様々な機能が順次追加されていくはずなので、新しい機能も公開され次第、順次試してみたいと思います。
個人的には「クリエイティブな思考を加速させてくれるツール」で、今まで使用したAIツールの中で最も使いやすかったため、本公開されたら実務でもどんどん使用していきたい!と感じました。