
100%おれんじじゅーすっ!で既存のテキストを変える方法
この記事は100おれMOD制作公式ガイドの「Custom Languages」についての非公式補足説明みたいなものです。
日本語訳のガイドはこちら
PAKフォルダの展開
まずPAKファイルを開く必要が有るためPeaZip等の解凍ソフトをDLします。
筆者はPeaZipを利用しましたが、この記事ではソフトの使い方は省きます。ご了承下さい。
解凍ソフトをDLしたら100 Orange Juiceのdataフォルダ内にあるdefineとfontフォルダを展開し適当な場所にコピーします。
languageフォルダに追加する方法
まず100 Orange Juiceのlanguageフォルダに新規のフォルダを作成します。
名前は何でも良いです。
作成したフォルダに先程コピーしたdefine、fontフォルダを移します。
既存のテキストを変えるというより新規の言語を追加する感じです。
またフォルダ1つにつき1言語しか設定出来ません。
複数作成すればその分言語は増やせます。
defineフォルダを展開し変更したい言語のフォルダの中身をdefineフォルダに移します。
defineフォルダに直接テキストファイルを置かないと下図の様に参照してくれません。

またfontファイルもdefineと同様に変更したい言語のフォルダの中身を移します。注意が必要なのはdefineはjp(日本語)を移し、fontはen(英語)にすると日本語用のフォントでは無いため英語以外表記されなくなります。
日本語用のフォントは英語もちゃんと表記されるので

こんな風に台詞を英文にしても大丈夫です。
defineに移したlauncherファイルを開き
< LAUNCHER_LANGUAGE_NAME >を変えます。
jpの場合、日本語と書かれていますのでこれを変えます。
ここを変更しないと言語選択に出てきません。
(変更前)
< LAUNCHER_LANGUAGE_NAME >
日本語
(変更後)
< LAUNCHER_LANGUAGE_NAME >
日本語なのかな
変更すれば下図の様に選べるようになります。

テキストの変更方法はキャラクターやキャンペーンの場合
<0000>「はー みんなおっつかれー!」
<0001>「ほんとにありがとう!\nみんなのおかげで今年のクリスマスも\nなんとかなりそうだよ!」
となっており、数字横のテキストを変えるとゲーム内で変更したテキストが反映されます。

カードの場合はプレゼント交換を例に見ます。
< CARD_EVENT_GIFTEXCHANGE >
name=プレゼント交換
descr=全員の手札を集めランダムに配りなおす。手札枚数は変わらない。
flavor=「交換しましょ、そうしましょ」\n―ウサ・アカ・アオ
この場合=の後に書かれたテキストを変えると反映されます。

MODにする方法
先述のlanguageフォルダに追加する方法との違いは
新規にフォルダを作成する場所が自作のMODフォルダになったのと
mod.jsonファイルにコードを記述する手順が増えただけです。
{
"ModDefinition":
{
"name": "テキスト変更",
"description": "台詞、効果等の改竄",
"author": "HoNeo",
"system_version": 2
},
"CustomLanguages":
{
"directories": [
"JAPAN"
]
}
}
フォルダの構造は以下の様になります。
test (フォルダ)
|__ JAPAN (フォルダ - コードの「directories」属性に指定したものと同名)
|_____<defineフォルダ、fontフォルダ>
|__ mod.json
上記のコードに音楽やテクスチャを変更するコードを追加し、一纏めにしても構いません。
但し言語は纏めて追加することは出来ません。
MODフォルダ1つにつき、言語の追加も1つまでとなります。
もし多言語で公開したい場合はそれぞれの言語ごとにMODを作成し分けて公開する必要があります。
公開するつもりも無く複数の言語を追加したいのであれば
languageに追加した方が楽だと思います。
(もしかしたらMODフォルダ1つに複数の言語を設定する方法があるかも知れないので興味があったら色んな人に聞いたり探してみてね)