『ホッペル、ポッペル、それともストっペル?』 マックス・ボリガーぶん/ユゼフ・ヴィルコン え さかくら ちづる やく 評論社
お母さんも見分けがつかないほど、よく似た3匹のうさぎ。
ホッペル、ポッペル、ストっペル。
お母さん、名前まで似てるのつけて笑笑
かずお、せいや、たろう。とか、響きの違う名前なら聞き間違えることもなかろうに笑笑
なんて、ふと現実的なことを思ったりする。
ハリネズミと仲良くなりたい、ポッペル。
“ほんとうに、ポッペルだかわからない君と、お友達にはなれないな。”
と、理解はできるものショックな一言を言われる。ホッペルもストっペルも同じく、きつねやりすから言われました。
【旅にでなさい】
ここで、お母さんからの一言。
これを言えるお母さん。お母さんの想像力、子供の個性を伸ばすために、“旅”をすすめる。 なんて、このお母さんは広い視野と心を持っているんだろう。と、母うさぎを尊敬しました。
旅から帰ってきた3匹のうさぎ達🐰
ハリネズミくんと、りすさんと、きつねさんと、それぞれ仲良く遊びまわっていました。
何かが変わったのでしょう。それぞれの持つ、内側からの光が出てくることで、雰囲気が変わったり、声色が変わったり、なんとなく、なんとなく、3人3様の光り方が変わってきた。
人間は、服装や髪型を変えたりして、分かりやすく変化をつけることができます。
服や髪や声を外した時、何で見分けましょうか。
人間の可能性をみた、優しい母と力強く生きる子供を感じた本でした🐇