『ともだちからともだちへ』 アンソニー・フランス さく ティファニー・ビーク え 木坂 涼 やく Rironsha
わたしはずっと、パジャまんま、、、。もう何日も何日も、“パジャまんま”のままなのだよ。。
“”パジャまんま“”とは、朝起きてから、ずーーっとパジャマのままでいるということ。 訳をされた木坂さんのユーモラスな表現。英語ではどんな書き方になっていたんだろう?
クマネズミさんは、起きたくもなければ、眠っていたくもない、顔も洗わず、髭もボサボサ、一日中ぼーっとしていることが、このところ毎日でした。
そこに、1枚の手紙が届きました📧
10回も読み直しました。嬉しくて。
そこから、クマネズミさんはきっと、嬉しいエネルギーが湧いてきたんでしょう。 顔を洗って、歯磨きをして、髭の手入れをして、服を着て、出発〜❗️ 手紙のお礼を言いたくて、外にでました。
この、両手を上げてスキップでもしそうなクマネズミさん、嬉しさが溢れ出ている様子が、何とも言えず可愛らしい♡
訪ねた先のハリネズミさんは、書いていませんでしたが、家の修理の真っ只中、一緒に修理をしました。カエルさんは、脚を怪我していたので、代わりに買い物をしにいきました。でも、誰も手紙を書いていはいないそう、、、
コウモリさんの家に訪ねると、コウモリさんは、“”パジャまんま“”でした。
今度は、クマネズミさんがコウモリさんに手紙を書きました。
【きみは大切な大切なともだちだよ】
おじいちゃん、おばあちゃんにお弁当を届ける仕事をしていると、パジャマのままの方がたまにいらっしゃいます。特に、一人暮らしの方です。
テレビをみて、お弁当を待ち、食べて、またテレビをみる。人との接点は、私くらい。 コロナ禍は、その接点さえも閉ざされていきました。
誰かがいる。誰かと話をする。ただ、それだけでも、1日を過ごす時間の使い方は変わってくると思うのです。
人は、やっぱり誰かと繋がっていたい。 気にかけています。心を寄せています。
そんな気持ちが、一人一人を自立させて、生かしていけるのではないだろうかと思います。
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