『11ぴきのねこ』 馬場のぼる こぐま社
懐かしい、懐かしいねぇ〜。
どこに行っても、こんな声が聞こえる。
わたしも、小学生の時に何回も読んだ記憶がある。最後の衝撃的な結末に驚いたなぁ。
11ぴきのねこが、小さな魚が落ちているのを発見! 11等分にすると、、、1人分の分前は、ほんのちょっと。。
ヒゲの長いじいさんねこかんから、
“山の向こうに、広い広い湖がある。そこに怪物みたいな大きな魚がおる。 勇気があるなら、みんなで力を合わせて、捕まえておいで。”
イカダに乗って、行った先に、、
巨大魚、発見!!
飛び出した!
みんなで知恵を出し合って、果敢に挑む!
歯が立たない、、捕まえられらない!
さぁ、さぁ、どうする!?
ある夜、しーーーんと静かな湖に、現れた11匹のねこ。
魚も寝ている隙に、、
仕留めた!
グルグルまきに縄で縛って、持って帰ってみんなを驚かせようと、イカダに乗せて、帰り着くまでに、絶対食べないように、とみんなで約束。
したのに、、、
夜が明けたら、、、ここの衝撃度100%!
この絵の部分を凄く覚えている。
食べちゃったの!? えー、こんな大きな魚を!?
みんなの覚えてる場面って、どこだろう?
皆んながこんなにみている本、どこに思い出が隠れているんだろう。
こんなにお腹いっぱい、幸せそうな11ぴきのねこ。 衝撃の一場面から、なんだか心穏やかになる11ぴきのねこの姿を見る、そんな胸がドキドキしたり、ほっとしたり、、
そんなところに、この絵本の魅力はあるような気がします。