『アイちゃんのいる教室』 ぶん・しゃしん 高倉正樹 偕成社
図書館の棚に、この本の表紙が見えるように置いてあった、愛ちゃんの児童書。やっぱり、表紙がみえると、目に留まってみたくなる、表紙って大切、全部表紙が見えたら良いのになぁ〜。
“息子と同じ年齢くらいかなぁ”
ここ最近、息子と一緒に本を読んでいる中で、
“もう一回、読んで!”
とせがまれ、4回も読んだ。
1年1組の愛ちゃん。息子も1年1組。
きっと、同じクラスで親近感が湧いたんだろうな。
心臓病でクラスのみんなより、ひと回り小さい愛ちゃん。
クラスのみんなが、愛ちゃんの手を引いて、愛ちゃんの側に寄り添って、一緒に考えて行動をする姿に、
純粋な気持ちを覚えました。
出来ないこともたくさんある、だから手伝ってあげる、自分のできることを考える、
息子は、そんな可愛い愛ちゃんを見たくて、何回も読んで欲しかったそう。
“育つスピードは皆んなそれぞれ”
綴られている言葉が、染み渡ります。
みんな違って皆んな良い。
だから、楽しいんだよね。
あと、おんなじ学校とか、同じ世代とか、
“同じ〜”
っていうのは、近く感じるものなんだな。っていうことを、息子が4回も読んでほしい。とせがんだことで、改めて気付かされたこと。
同じ目線でいろんなことを見ていくと、相手の気持ち、わかるようになりそう。
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