『もじと絵』 文字 乾 千恵 絵・ことば 黒田征太郎 株式会社 アートン
白い紙に、ただひたすらひたすら向き合って、ムクムク出てきた言葉を、筆と身体が一体となって文字が生まれる。
乾千恵さん。
脳の病気で、左手だけ僅かに動く。乾千恵さんの【月 人 石】という本が、私の乾千恵さんとの出会いで、他にも、乾さんのデッサンや文字の詩や絵本など作品を生み出していらっしゃいます。
この馬は🐎、
こんな可愛い、地を駆ける“馬”に🐎
千恵さんの文字を見た瞬間、頭や心の中によぎるものを、黒田征太郎さんが言葉と絵を描く。
乾さんの文字が、“生きている”からこそ、それに突き動かされるような感覚になるんじゃないのかと、勝手に推測するんだけど、ただただ、千恵さんの文字は、楽しそう。 そう感じます。
それぞれ、出てくる絵が可愛いのなんの。
文字には成り立ちがあって、一文字一文字、その文字になる過程がある。
象形文字のように、文字を解読するのって、とっても素敵。なんだか、ロマン。
このお正月🎍ゆっくり自分の名前の成り立ちを調べてみる時間をとるのもよいですね。