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『いのちは見える』      及川和男・作         長野ヒデ子・絵        岩崎書店

この本の主人公は、小学校のエリちゃん。

そのエリちゃんのお隣に住んでいるルミさんに赤ちゃんができます。

このルミさんは、小さい時に重い病気にかかって、まったく目が見えないのですが、

お腹にいる赤ちゃんの成長を胎動で感じたり、

赤ちゃんが産まれた後も、赤ちゃんの泣き声や肌に触れた感覚、自分の全身五感を使って赤ちゃんの日々の変化に気づいて一緒に時間を過ごしていきます。

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“見えるよ。いのちは見えるよ”


肌の温かさだったり、心臓がドクドク、、と動いていたり、それが、生きている。ということ。

そんな紛れもない真実が、そこにある。

ということが、わたしが存在する証。

人と人の距離が離れていっている今、ですが、

人は1人では生きられない。ですね。

皆、赤ちゃんの時から今までも、

誰かしらに助けられて生きてきたんだ。


と思うと、他人も自分も大切にしていきたいですね。


私自身、妊娠してからも仕事をしていたり、産まれてからも、2週間足らずで仕事に復帰して、

今思うと、胎動を感じたり日々膨らむお腹を愛おしく思ったのは、ほんの一瞬だった気がします。

それでも、精一杯やっていたので、よしとしよう。と自分を認めてあげよう。

と思うのですが、あれもすればよかったなぁ、これもすればよかったなぁ。

と思うことばかり。


ギュッと息子を抱きしめられるうちは、たくさんたくさんハグをしよう☺️

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