『こねこのチョコレート』 B・K・ウィルソン 作 小林いづみ 訳 大社玲子 絵 こぐま社
福岡太宰府にある“”絵本の店 あっぷっぷ“”さんに行って、手に取ったこの絵本。
バレンタインコーナーはなかったけど、わたしの中で、“”記憶と記録“” を結びつけたくなったのか、チョコレートのこの本が一冊表向きに並んでいて、わくわくする表紙だったから、買って来ました。
弟の誕生日に、お母さんと一緒にプレゼントを探しにいく女の子。
女の子が大事にしていた100円を握りしめて、弟にあげるプレゼントを探します。
おもちゃ屋さんって、今でもいくと心弾むのは何でだろう。 遊びって、わたしの中では自由で、自由って、何よりもの幸福だと、わたしには感じます。
おもちゃ屋さんには、女の子の目に叶うものはなかったようで、次は、お菓子屋さんに行きます。
女の子の家にいる、黒い猫🐈⬛
猫のチョコレートは100円。
女の子は、猫のチョコレートを買いました。おうちに帰って、次の日に渡すまでダンスの引き出しにしまうのだけど、、
気になって、気になって、、8個ある猫のチョコレートを、食べてしまいます。
1つくらいね、、わからないよね。
食べたい気持ちが勝っちゃった、女の子。
その後は、、キレイな箱だけになっちゃいました☺️
弟に渡すときの、何とも言えない気まずさ、やるせなさ、、それをわかって、おばあちゃんが、ポロッという言葉に救われたり、周りのみんなが理解してくれる優しさ。
そして、家族の一員である猫も、赤ちゃんを産んで、女の子の気持ちを大きな愛で包み込みます。
ハッピーバレンタイン💌
愛の交換は、こんな形もありますね。
絵本屋さんに行った帰りに寄ったお店に、猫のチョコレートがあったけど、売り切れていました。
その記憶も一緒に、この本に留めておこう🍫