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『森の絵本』 長田 弘・作 荒井良二・絵 講談社
妙に惹かれる絵。可愛いと思うポイント。
なんだかわからないけど、好きなんだよな。という部分。
私は、“”荒井良二“”さんのタッチがどうも好きみたいだ。ということに、今回気付いた、私にとっては発見。
手に取るもの、選ぶもの、目の前にザッと置いてみて、俯瞰してみてみると、自分の好きな傾向が見えてくる。時期時期に変わってくるとしても、その時、何を考えているか、どんなことに興味を持っているのか、自分で自分を解読していく。
自分がわからなくなったら、まず、身の回りの持ち物を、ザッと出してみること、意外に、“あなたはこんな人ですね〜”って、自分占いできるものかもしれない。
居るか居ないかわからない“見えない存在”から、
“一緒に行こう〜、探しに行こう〜”
“きみのだいじなものを 探しに行こう〜”
“きみのたいせつなものを 探しに行こう〜”
お誘いの文句に、ゆらゆらとついていくのです。
自分には、何が大切なんだろ? 大事にしてるもの? たくさんあって、全部大事な気もする。
“ほら、このにおい。懐かしいおいしそうな、におい”
“ほら、子供たちの笑い声”
“忘れてはいけない 忘れてはいけない”
おいしそうなかおりの奥に、お母さんの笑顔がある。子供たちの笑い声の奥に、平和がある。
大事なものの奥にも先にも、キラリと光る想いがある。
自分の大事にしているものを、ザッと広げて、眺めてみる、そんな時間をとることは、自分を知る大切な鍵になりそうです。
さくらももこさんの描写が好きな私。
なんとなく、この絵と通ずる。そんな小さな点と点を繋げていく作業が好きな、私の発見✨