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ちむどんどん 第64話 今日は割と好きな(あるいはマシな)回だった。歌があったので。


あまゆ。
怪我したのぶ子と
和彦が手を握り合っていると
誰かが入って来る気配。
愛さんかま来たらもうアウト。
でも、ここでアウトになった
方が愛さんの為にはいいのかも
などとおもっていた。

しかし、はいって来たのは
県人会長。鶴太郎さん。
状況を見てすぐに
外に出る
県人会長。

そこへ、
あまゆの店主たちが
踊りの稽古を終えて戻ってくる。

稽古おわりで
喉が乾いている皆の衆が
中に入らないように
止める県人会長。

でもみんなが
入りたがるので
県人会長は大きな声で
いいか、そろそろ!
入るぞ!
などと店内に声をかける。

皆の衆には
入りてえか。
などと意味のない質問をして
時間をかせいでくれた。

そして、
みんなが中に入ると
すでにのぶ子と和彦は
離れている。

のぶ子は
おやすみなさい。
と言って走って
部屋に帰り
部屋の中でずいぶんと
息を切らせるのぶ子。
迫真の演技。


ここで曲。


そこへ、
愛さんが店の奥から
出てくる。
驚く和彦と
県人会長。
あまゆの店主は
知っていて休むように
許可をしたようで
知っていた。

早めにきて
奥で寝ていたの
と、、説明する愛さん。

いつから?
と、焦って質問する
和彦。

もうこんな時間だから
今日は帰ります。

送るよ

大丈夫。
と言って店をでるが
店の前で立ち止まる。
愛さん、
いつもみたいに
断っても送って
欲しかった様子。
それをすこしだけ待った
気がしました。

県人会長登場の後の
愛さんの登場、
作る側はすごい仕掛けを
仕込んだ
感じなんだろーなー。
でもそういう仕掛けは
日常がちゃんと描けてない
ことで何があっても驚かなく
なってる視聴者には
効かないみたいですよ。


歌子が家で家事をしながら
歌ってるところで
さとるが来る。

お土産を渡して帰ろうとする。
このあと取引したい
農家を何軒か回る。
とのこと。
歌子も行きたい、と同伴する。

畑で働く人たちに
話しかけて
仕入先を作ろうとするさとる。

三件も交渉成立。
それから
売店にいる歌子たちの
母に大事な話があると
さとるは言う。


売店。
商売が軌道に乗ったら
のぶ子と結婚したいと思います。
許してもらえますか?

と、母に言うさとる。

のぶ子には伝えたのかと
母が聞く。

正式にはまだですが
伝えています。

のぶ子は鈍感なところがあるから。
ちゃんと伝わっているかね?

大丈夫です。

というやりとり。
そもそも
さとるが母にこの
挨拶に来てるのに
母がのぶ子には言ったの?
と確認するのが奇妙です。
普通なら当たり前に
当人同士は合意してるはず。

母は朝ドラの
台本を知っているから
この質問がでたんだろうなぁ。


実家。
庭の花に話しかける
歌子。
いいねあんたは
そこで咲けるから。
とかなんとか。
花にはなしかけていると
知らないおじさんが
訪ねて来た。


比嘉賢三のうちか?
と、訪ねて来たのは
上原さん。

父、賢三が民謡歌手に
なろうとしていたころ
歌を教えたと言う。

お父ちゃんが歌手に?

上原さんは
父に線香をあげた後で
縁側でサンシンを弾き
歌を歌いはじめる。

月の美しいのは十三夜
という曲。

聴きながら目が潤む歌子。

「あなたは歌い続ける。
その時歌いたい歌でいい」
もたいまさこさん、
ではなく、
ええと、
片桐はいりさん
演じる先生の言葉を思い出す
歌子。



夜、上原さんの話を
母とりょうこに話す。

民謡歌手になるのが夢だったの?

であるねえ。

うち、なりたい。
何年かかってもいいから。
名護の教室に通いたい。
小さくてもいいから
うちだけの夢を追いかけてみたい。
お願いします。

泣きながら
頭を下げる歌子。
とっても真摯で
健気なんだけども
視聴者の私は知っている。
歌子、その母は
お願いすれば
詐欺でもやらせて
くれるんだよ。

歌子は歌子がやりたいように
思いっきりやればいい。
と、母。
ほらね。

ここまで12分。
上原さんが
長めに歌ってくださったから
今日は嫌な出来事が
少ないままここまで
これた、と
ほっとする
視聴者の私。


あまゆ。
「ちゃんと話してきた
おばさんに」
とさとる。

「なにを?」
と愛さん。

この話はやべえ!
と、察したのぶ子は
さとるの沖縄土産の
中から一品選び
「このふでチャンプル
作りましょうね」
と、かなり慌てて
会話から逃げる。


夕食後、
店の外で
企画書を見る愛さん。

そこへさとるが
出てきて愛さんと話す。
さとるは
和彦と愛さんが
いい夫婦になる。
俺が保証する。
と、言う。
なんて節穴なんだ。
その目で野菜を仕入れて
いるのかさとる。
さとる!
どうか人は見抜けないが
野菜は見抜ける人で
ありますように。

愛さんは言う。
「本当にお似合いなのは
中にいる二人だと思わない?」

なーにを冗談を、
的な感じで受け流すさとる。

少しはのぶ子と
和彦に不安を感じていて
だからこそ焦って
一人で結婚を進めようと
しているのかとおもったりも
したが、違った。
見えていないだけだった。
すべてがみえているのは
愛さんひとり。

見えるって大変ね。
見えるってしんどいね。

店の中では
おかずを譲り合う
のぶひこ。
(のぶ子と和彦のこと)

さあ、明日はどうなるかな。
来週も恋愛編かも
しれないが
兄・けんしゅうの
恋愛はちゃんと描くと
ボロが出るので
のぶひこが結ばれた頃、
「一方、けんしゅうも
養豚場の娘さんと
入籍していたのです」
とかで済まされそう。
いや、すましてくれ。

けんしゅうの周囲の人を
ちゃんと描くと気の毒でならない。

このドラマの良いところ。
時々はさまれる登場人物の歌を
結構長く流すところ。
歌詞も字幕で見せてくれる
ところ。
歌を聴いている間は
嫌な出来事が起きないから
安心して聴けます。

(完)

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