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ちむどんどん 第111話 「にんじんしりしりーは突然に」。三谷幸喜さん的な台本を目指して書かれた気がしてきた。それができているかはまた、別のお話。
週タイトルは
「にんじんしりしりーは突然に」
★
住み込みスナックの姉さんに
頼まれて買い物にでかける
きよえ。
こないだのぶた肉買ってきて。
(スナックの姉さんが
こないだの豚肉が
美味しかった的なことを言う)
実家のぶた肉を置いてる
お店があって。
と、説明する。
珍しいね皮付き肉置いてるなんて。
実家の養豚場で
沖縄の人が働いてて。
その人のアドバイスです。
優秀な人なんです。
と、きよえ。
★
新店舗。
何かがたりねえ。
と、沖縄そばを食べてつぶやく矢作。
★
曲。
★
もしかしたら豚肉かも。
と、何かが足りないと言う
矢作への返答として歌子。
そこへ、
ごめんください。
と、入ってきたのは
きよえ。
すみません、休業中で。
と、矢作。
しかし、
よかったら食べていってください。
と、のぶ子。
お代はいりません。
そのかわりメニューの感想を
聞かせてください。
(喪黒福造のセリフみたい。
もちろんお代は一銭もいただきません。
私の取り扱う品物はこころ、
人間のこころです)
沖縄の方なんですね。
わたしの友達も比嘉さんて
いうんです。
と、きよえ。
まさか、ニーニーじゃないよね。
沖縄に比嘉という苗字は多いから
などと話しつつ
ニーニーの話。
★
そして、店の外に
けんしゅう現れたけんしゅう。
店に入ろうと
引き戸に手をかけたところで
さとるに呼び止められる。
今はまずい。
と、さとる。
俺が行くとまずいわけ?
お前のどっきり誕生会の
打ち合わせをしてる。
(マジでしょうもない
嘘しか思いつかないさとる。
がんばれ)
★
これが沖縄そば。
食べるきよえ。
じっと見るのぶ子。
ご馳走様でした。
あの、感想を教えてください。
どれも美味しいかったです。
にんじんしりしりーは
いくらでも食べられそう。
などいろいろ褒める。
なんか、不満な点などは?
しいていえば、ぶた肉。
そうだ、
これ、よかったら使ってみて。
知り合いの養豚場のです。
もう、行かなきゃ。
お名前を!
リリーです。
近くの店で働いています。
(そして去っていく
きよえ。お店公認の
無銭飲食だが
豚肉でお代を払いましたね)
リリーさんって変わった名前
とのぶ子。
源氏名だよ。
と、のぶ子。
★
歌子が豚肉の包みを開けてみる。
あ、皮付きだよ!
作ってみる。
一同絶賛!
最高のぶた肉!
どこで売ってるか
リリーさんに聞いてみよう!
あ、リリーさんの居場所しらない!
そこでまた戸がガラガラと開く。
さとる登場。
一同、リリーかとおもったので
さとるにがっかり。
今、最高のぶた肉を見つけた!
と、のぶ子。
さとるは言う。
明日、けんしゅうの
ドッキリ誕生会やらない?
(自分のついた嘘をみんなで
本当にしてしまおうという手法)
★
(ここできよえの回想)
ちむどんどん、
俺の妹がオープンした
店の名前。
妹さんに
うちの豚だって教えてあげればよかった。
★
町の中で
きよえの写真を持って
聞き込みを続けるけんしゅう。
こんな女知らねえ。
営業妨害だ。
と、けんしゅつを叩き出す黒服。
★
新店舗で
誕生会の支度。
三郎来店。
あちこち声かけてみたんだけど
昨日の今日だから難しい。
(人集めを頼まれたらしい)
店の前に
本日貸切の紙を貼る
のぶ子。
★
そこへリリーこと
きよえ登場。
あれ?
と、貸切の張り紙を見て
つぶやくきよえ。
帰ってしまうかとおもいきや、
きよえに声をかける人あり。
おい!
と、声をかけられて
みるとけんしゅう。
(うーむ。
今月で終わるとはおもえない
フレッシュな内容。
あまりこれまでの困難や
経験がバラバラに散らばって
いて集約されるかんじがない。
のぶ子の妊娠には
今日は一切触れないので
なんだか遠い頃の記憶のようにも
おもえてくる。
優子は登場しなかったが
沖縄へ帰ったのかな。
最後2週間、奇跡の逆転面白物語に
ならないかな。と、まだ期待している
視聴者の私。
でもきっと今を楽しまないと
作ってる人に失礼ですよね。
ふー。)
(つづく)