#4 当日の話③「嬉しい」も渋滞する
というわけで続きです。
前回までの続きはこちら↓
壮絶な現場
京都の税理士「前ちゃん（前川高志さん）」が
「嵐で呼ばれる男」にめでたく大変身した頃。
Twitterではこんなツイートが。
壮絶…！！
多少なりとも演劇界に身を置いたものとしては、白目を剥く事態…。
それでも、開催決行とのこと。
この時点で、もう、これは特別な公演になる予感しかありませんでした。
そして！
ここから、バスの車内も不思議な一体感が！
ドライバーさんは、素晴らしく安全で、しかも速やかな運行でしたが、
参加の皆様も、お手洗い休憩の時間をみんなしっかり守り、
なんと！小走りでバスまで帰ってくる！！
行程管理を任された後援会の皆様も、本当に素晴らしく温かい心遣い…！！
誰もが、できることをやる。それは「秩序を守る協力」。
今日初顔合わせの人も多いのに、一致して一つの方向を向き心を合わせる。
これも奇跡と言わずして、なんというのか！
こんなに奇跡が渋滞することってある！？
もう、感動で危うくお腹いっぱいになりかけましたが（笑）
メインはこれから（笑）
嬉しい展開
バスが快調に新東名を走っている頃、
私は「女将（重ね煮料理家の佐藤操さん）」に即座に連絡。
急遽、前ちゃんも伊勢公演に来れることを伝えました。
「もう会場に着いてるみたいだよ！」
女将ももちろん、思わぬ再会にとっても喜んでいたのですが。
次の瞬間、ほとんど同時に2人から
「せっかくだから、三人で一緒に見ようよ！」
何それ！超楽しそうじゃん！ええ〜！！！嬉しすぎるんだけど〜！！
実はこれ、私には、全く思いつきもしないことでした。
だって、劇場に芝居を見に行くのが普通の日常になりすぎて
基本1人で行くのが普通になっていたんです。
誰かと一緒に劇場で観るって、ほんとに、ほとんど無い（笑）
1人で観るのに慣れてはいたけど、それは致し方ない習慣でもありました。
1人で観るのも、時にはとてもいいものです。
でも、誰かと一緒に、同じ時間と感動を分かち合えることって、
すごく楽しいし、嬉しいです。
それが、普段なかなか会えない遠方の仲間だったら、それはまた格別です。
演劇人から離れて、どっぷりお客さんの立場になり、
今更初めて知ることができた、「観客の楽しみ」との出会いでした。
これも、私の中では、奇跡体験。
嬉しすぎる展開
そんなこんなしているうちに、予定通り女将も会場に到着し、
無事に前ちゃんと女将が合流できたよ〜！という連絡。
よかったよかった！と、バスの中で喜んでいると…
「グッズ欲しいのあったら、先に買っておくよ！」
えええええ！！！！！いいの？本当にいいの？？？
チラシまで送ってくれる、至れり尽くせり具合。
おかげさまで、諦めていた「手拭い」をゲットできました。
さらに、さらに！物販中のロビーに現れた、
HEAVENESE styleの人気キャラ、お馴染みのこの人を…↓
ゆりこいけの公演ロビー探訪。
その場にいることができない私にも、
会場の空気を少しでも伝えてくれる心遣い（号泣）
そして、、、
「席とったよ！席番はここだから、
チケットもぎりを通ったら席まで来てね！」
え？神なの？あなたたち、神様？（←単純）
もうね、本番前の感動だけで、正直お腹いっぱい（←こら）
本番前だけで、この奇跡の連続は一体なんなんだ？
てなわけで、やっとこさの本番編は次回に続きます。
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