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豊岡演劇祭2020体験記 9月19日土曜日(マームとジプシー)

9月19日土曜日

15:00~16:40 
マームとジプシー
『てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。 そのなかに、つまっている、いくつもの。 ことなった、世界。および、ひかりについて。』
城崎国際アートセンター

城崎温泉中心街から1キロちょっとっぽいので、歩く。しばらくはお店が並んでて楽しい。が、数百メートルで急に町はずれみたいな感じになって、黙々と歩く。大谿川からパッと大型の鳥が飛び立つ。もしかして、これがコウノトリかと思ってる間もなく、見えなくなってしまう。

あ、その町はずれあたりに温泉たまごが作れる一角があったけど、まぁまぁ人がいた。空いてるときに行こっかな。

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赤と白の模様の人たちが見えてきて、演劇祭の会場に着いたことを知る。

スタッフの方々の背後には灰色の建物がどしりと立っている。

屋外で4,5名のスタッフの方に出迎えられて、入口へ。体温チェックとアルコール消毒を経て、中へ。足元には赤いラインが引いてあって、予約方法別に誘導される。

広いロビーに、受付スタッフさんが7,8名、その他、案内スタッフさんが10名以上もいらっしゃったように思う。手厚い。

施設自体が広いけど、赤いラインのおかげで、すんなり劇場に入れた。

客席は150くらい組まれてるけど、1つ飛ばしで座れないようになってるから、75キャパシティかな。

卒業間近の多感な中学3年生たちの、個や、その関係について戸惑うさまを、詩的なセリフとリズムで見せる演目だった。

歌のサビのように繰り返されるセリフと、そのアレンジ、音楽のシンフォニーのような、シーンの重なり。

人と人との関係の中にできる世界がテーマになってたから、旅行とセットになることで、味わいが深くなる。

20:00~21:00 
to R mansion
『街角の恋人〜湯けむりサーカス編〜』
城崎温泉街

これがまちなかのどこかでやってるというので捜してみたけど、見つけられなかった。ロープウェイの付近まで行かなきゃ駄目だったかな。

日曜の夜も捜索してみよう。

あぁ、それでも城崎温泉は、もとから持ってるお祭り感があってよかった。

行き交う人たちの半数以上が浴衣姿で、その浴衣も旅館ごとに違ってて、ちょっと華やかなのがあったりして、ビールやアイスを片手に歩いてて、点在する射的で遊んだり。足湯に浸かってたり。

川にかかる石橋のライトアップなんかも、ロマンチックなんで、写真映えもするし。

遠方からのお客さんが、ひっくるめてフェス感を味わえるのは、土地の持つ力だなぁ。

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