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「新・桧原桜物語」とあゆむ111時間
今日も『新・桧原桜物語』の稽古がありました。
前回の稽古から、いよいよ通し稽古に入りました。ここまで来たんだなと、感慨深いものがあります。
思えば、今回のキャストの皆さんと初めて顔を合わせたのは、10月2日と10月9日に行った「演劇公演 出演者オーディション」でした。(ほとんどの方がこのオーディションで初めてお会いする方でした。)
小学3年生の森山日葵さんから80代の岩永清子さんまで、年齢層も幅広く、それぞれ個性豊かなメンバーが集まりました。オーディションを見ながら、「このまま本番までいけますね」と、演出の幸田さんに耳打ちしたのを覚えています。
11月1日に稽古がスタートし、当初は週に2回(水曜日と日曜日)だったものの、1月からは月曜日も加わり、週3回のペースに。さきほど稽古時間を計算してみたところ、これまでの累計が111時間を超えていました。(全員参加となっていないダンス練習の時間を除いて)
これは相当な時間です。
たとえば、NHKの大河ドラマ1年分の総放送時間が約36時間、自動車免許取得に必要な教習時間が57時間、中学3年生が1年間で受ける国語の授業時間が105時間。それを考えると、本当に長い時間をかけてこの作品に取り組んできたんだなぁと実感します。
それだけの時間を費やしてきたのだから、きっと何だってできる。
本番に向けて、劇場入りまでの残りの稽古時間は9時間。ほんと、ついにここまで来ました。
森山日葵さんがもうすでに、「公演が終わるのが寂しい」と話しているという噂を耳にしました。まだ本番を迎えてもいないのに、すでにそんな気持ちになっているなんて。尊すぎる!
残りの時間、最後まで全力で駆け抜けたいです。