2024第15節Aアトレチコ鈴鹿
この気温を見てほしい。
およそ40℃
これは競技を開催できる環境ではない。
その中でプレーをした
両チームの選手、スタッフには感謝をするし
無事に開催できたのは奇跡だと思っている。
攻撃 ビルドアップ フィールド1
目的 ゴールキック、GKからのパスを保持してフィールド2へ進むこと
1 中盤の選手が落ちたりGKがビルドアップに参加しプレスを無効化してボールを動かす。
GKのロングフィードをFWに配球を軸にビルドアップ。
鈴鹿のプレスをかいくぐりF3で決定機を作ろうというもの。
2 CBがワイドに広がりビルドアップ。
ワイドに広がることはなく失点しないことを主眼に置いていた。
3 サイドから前進する。
LSBはスペースにRSBはパスメイク。
鈴鹿の狙いはRSB知花選手の攻撃タスクを減らすだった。
4 縦パスで侵入する。
センターレーンからの縦パスは少なかった。
攻撃 ビルドアップ フィールド2
目的 フィールド2からフィールド3へボールを進めてチャンスメイクする
1 スペースを見つけて縦や斜めに積極的にパスを出す。
鈴鹿のプレスをサイドに寄せさせスペースを作る。
F2からのプレーはパスミスが多くパスも浮き球が多くそれはスピードがないためF3へ効率よくボールを進められなかった。
2 SBはタイミングを見て前進する。
HondaFCのRSBが関わるパターンは警戒されていて効果的な前進は少なかった。
3 CBは常に数的優位でボールを動かす
素早くボールを動かして展開することがメインタスク。
ボールを運びマークを引き付けることはなかった。
崩しきれない試合が多いのはここにあると思う。
攻撃 ビルドアップ フィールド3
目的 シュートチャンスを得点に繋げる 積極的にゴールを狙う
1 守備ブロック間でボールを受け侵入する。
オフザボールの質を上げなくてはならない。
パススピードを速く強いものにし遅いパスを有効に使いたいが
FWに収まらないパスミスが多くチャンスは少なかった。
2 サイドではコンビネーションで侵入する。
RSB-RSMF-CH‐FWのコンビをもとに大きなサイドチェンジからゴール。
3 1対1で勝つ。
F2を含めてF3でもパスを前向きに受けることが少なかった。
浮き球パスをカットされることが目につぃた。
4 カットインしてシュートを打つ。
鈴鹿のペナ角を取れてもカットインに至らない。
技術的問題なのでじょうけんが揃うと得点になる。
5 クロスに対し決まったパターンから3人は走り込むこと。
どこで誰に合わせて決めるのか見えなかった。
6 ポケットからの折り返し それに反応すること。
1-4-4-2からどう安定してF3でボールを動かし続けるのか
前線にパスコースを作るのか。
攻撃から守備の切り替え
目的 即プレッシャーをかけボールを奪い返すこと
1 ボールを奪われた時にボールの近くにいる選手が3秒以内に奪い返すこと。
この試合会場の気温を考えたらよくできていた。
2 ボールから遠くにいる選手はチーム全体をコンパクトにすることで敵のスペースと時間を奪う。
コンパクトにするスピードを速めたい。
守備 ボールを奪う フィールド 3
目的 どちらかのサイドへボールを誘導する
1 深追いしない。
天候条件の関係からだろう深追いはしない。
2 後ろの様子を見てポジションを取る。
FWとMFのプレス連携が取れていない。
3 敵が最終ラインの数を増やし2対4や2対5のような状況なら撤退する
撤退の条件は決めていないだろう。
天候によるものかどうか今後を見ないといけない。
4 フィールド3とフィールド2の境目付近からハイプレス。
ブロックで凌ぎ後半に仕込んだ策を打つことも必要な時代。
気候に応じることが今後のサッカーだ。
守備 ボールを奪う フィールド2
目的 チャンスメイクをさせない 決められた場所でボールを奪い切る
1 内側から外側方向へのプレス、敵がハーフウエーを超えてきたら素早く撤退
1-4-4-2でゾーンの守備だと両サイドを交互に突かれてしまう。
1-4-5-1や1-4-1-4-1といったプレスパターンが必要だと思う。
2 サイドに侵入させない。
サイドから展開されたのはプレスが機能しないときがあったからだろう。
気候を考えたら仕方ない。
3 敵の攻撃を遅らせる。
ドリブルを絡めた攻撃は脅威だったがシュートの精度が低かったので助けられた。
4 センターサークル付近でボールを奪ったら人数をかけてカウンターOK。
この気候では中々厳しい。ピッチ内は50度近いのではないか。
5 中間ブロックは後方ブロックと連動する。
ブロックの構築タスクを守るとカウンターのためのダッシュのスピードが遅くなるのかもしれないが何分ピッチの気温が高すぎる。
守備 シュートチャンスの阻止 フィールド 1
目的 ゴールさせない 諦めずプレーする
1 裏にボールを送り込まれないよう陣形を保持する。
裏に対角クロスを打たれていたが鈴鹿の狙いだったと思う。
2 味方の様子を見て飛び付かず堪える。
鈴鹿のゴールはペナ角を取られてシュートをCBに打たれた。
HondaFCのCHの横を使われるのは今年の傾向だ。
3 バイタルをカバーする。
CHがともに入っていてSBの裏のカバーはCBが行くときがある。
CHにビルドアップと押し上げて攻撃の数的優位を構築するためのタスクあるので走力負担を減らし連携して失点リスクを減らしている。
4 1対1で負けない。
この試合の過酷さのなかでフリーで極力やらせない。というオーダーだったなら十分に出来ていと言える。
5 厳しくチェックする敵を前に向かせない。
捕まえた敵選手は抑える確率が高いが細かいステップを駆使した選手には
はがされてしまうことがある。ターンされるドリブルで抜かれるということが今後増えていきそうに思う。
6 プルバックを警戒する。
鈴鹿はプルバックはなかった。
7 シュートコースを切る。
鈴鹿の得点シーンでは良い立ち方が出来ず決められてしまった。
8 GKと連携し敵のプレーの選択肢を制限する。
プレーの高速化が進み連携で対応することが難しくなる。
普段の会話やプレーモデルの徹底がカギになる。
攻守の切り替え 守備ー攻撃 各フィールド
1 敵チームが守備のポジションを取る前にボールを狭いゾーンから広いゾーンへ動かし最終的にシュートチャンスを作ること=チェンジゲーム
システムによってかわることがあるのだろうが
例えば右メインで攻撃しきる前半戦とするならば
左に展開しシュートまでのプランというのもそろそろ見たい。
後半は左メインとするのではなく交互に攻めてみるとか
工夫も見たい。
2 ボールが敵ゴールへ移動しているときボールから遠いMFやDFもスプリントしてラインを上げチーム全体をコンパクトにする。
気候の問題を差し引いてもここのタスクは出来ていない。
ステップが大きいので交わされるしターンも効かない。
ここの切り替えではチャンスであり得点の確率も高いので
しっかり走りたい。