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2024第27節H高知ユナイテッド



攻撃 ビルドアップ フィールド1
目的 ゴールキック、GKからのパスを保持してフィールド2へ進むこと

1 中盤の選手が落ちたりGKがビルドアップに参加しプレスを無効化してボールを動かす。

GKのフィードはCF#9へサイドSBよりへ配球。

2 CBがワイドに広がりビルドアップ。

幅は取らずCB-CHでパス交換し両サイドへのパスコースを見つけながら
F1-F2へボールを進めた。

3 サイドから前進する。

サイドにてSBとCHとSMFOMFで
CB,CHのためにオフザボールを行う。

4 縦パスで侵入する。

CB-CHのF1センターレーンから
F2センターレーンへのパスは少なく
サイド展開していく。
ここでは敢えて狭くマークやプレッシャーの
きついところへ入っていくことや
ポジションを取らないと今後厳しくなりそうだった。

攻撃 ビルドアップ フィールド2
目的 フィールド2からフィールド3へボールを進めてチャンスメイクする

1 スペースを見つけて縦や斜めに積極的にパスを出す。

CF、2トップ絡めてオーバーロードアイソレーションし
FWラインMFラインにSBがかかわり
パスコースを提供したが
ダッシュでオフザボールを行うことが少なく
高知を揺さぶれなかった。

2 SBはタイミングを見て前進する。

オーバーロードアイソレーション、インナーラップとビルドアップの中心となった。

3 CBは常に数的優位でボールを動かす。

高知は1か2トップでドロー狙い、先行逃げ切りがプランだったように見える
HondaFCのCBがビルドアップに苦労するようには見えなかった。

攻撃 ビルドアップ フィールド3
目的 シュートチャンスを得点に繋げる 積極的にゴールを狙う

1 守備ブロック間でボールを受け侵入する。

ここにダッシュで侵入する。背中を取る。ダッシュでボールをもらう。
こういった危険に思わせる意識をさせる動きが少ない。

2 サイドではコンビネーションで侵入する。

サイドでのコンビネーションの練度は上がってきている。
センターレーンの厳しいマーク狭いエリアに侵入しパスを受ける
こういったことと連動したらさらに良いのだが。

3 1対1で勝つ。

2失点のところでしっかり身体をぶつけていくことがテーマ
HondaFCのプレーモデルとしてあのようなミスが発生してしまうのは
仕方ないのでカード覚悟のところは厳しく行ってほしい。

4 カットインしてシュートを打つ。

シュート技術が得意なパターンなら発揮できるがもうひとつのパターンが
ないのでニアにインサイドキックでシュートといった部分が出るといい。

5 クロスに対し決まったパターンから3人は走り込むこと。

GK-CBゲートの意識を高めたい。
SB-CBゲートは抜けるので4トップ5レーンでGK-CBゲートを抜くコンビネーションが見たい。

6 ポケットからの折り返し それに反応すること。

ポケットを狙うことと合わせてドリブラーを投入し多くの注意事項を
高知のブロックに与えたかった。 

攻撃から守備の切り替え

目的 即プレッシャーをかけボールを奪い返すこと

1 ボールを奪われた時にボールの近くにいる選手が3秒以内に奪い返すこと。

試合を通じて切り替えのところでは強く寄せて奪えていた。
敵のボールホルダーに対するアプローチその後ろでコントロールする選手の連携を高めたい。

2 ボールから遠くにいる選手はチーム全体をコンパクトにすることで敵のスペースと時間を奪う。

2失点はコンパクトにしたところでのミスが相次いだ。
プレーモデルの部分で仕方ないがルーズな浮き球パスは
プレスの的になるので改善しなくてはならない。

守備 ボールを奪う フィールド 3
目的 どちらかのサイドへボールを誘導する

1 深追いしない。

ミラーフォメの時間もあったが深追いシーンはなかった。

2 後ろの様子を見てポジションを取る。

F2-F3へと高知のビルドアップに慌てることはなく
プレスのためのポジショニングは取れていた。

3 敵が最終ラインの数を増やし2対4や2対5のような状況なら撤退する

試合を通じて撤退することはなかった。

4 フィールド3とフィールド2の境目付近からハイプレス。

1-4-5-1でプレスだがボールから距離がある選手の集中力が甘い時間がある。

守備 ボールを奪う フィールド2 
目的 チャンスメイクをさせない 決められた場所でボールを奪い切る

1 内側から外側方向へのプレス 敵がハーフウエーを超えてきたら素早く撤退。

内から外へ後ろから前へそしてスライドとスピードアップしたい。

2 サイドに侵入させない。

高知のDFラインの横パスを使ったビルドアップでサイド展開をされることがあった。HondaFCのスライドミスが先制点につながった。

3 敵の攻撃を遅らせる。

敵の前に立って斜めから寄せるといったことは出来ている。

4 センターサークル付近でボールを奪ったら人数をかけてカウンターOK。

カウンターを選択したりショートパスでいなしたり時間を作ったりして
プレスの足を止めることもしていた。

5 中間ブロックは後方ブロックと連動する。

2CB‐2CHのブロックは連動出来ていたが後半は一方的に攻めたので
ブロックの効果は見られなかった。

守備 シュートチャンスの阻止 フィールド 1
目的 ゴールさせない 諦めずプレーする

1 裏にボールを送り込まれないよう陣形を保持する。

前半は1-5-2-3後半は2バックで通したが後半はピンチはなかった。

2 味方の様子を見て飛び付かず堪える。

試合中はほぼ危険なシーンはなくパスミスからの2失点のみ。

3 バイタルをカバーする。

1-5-2-3や4バック化2CB-2CHで対応して後半はピンチはなかった。

4 1対1で負けない。

F1でブロックはゴールをさせないプレーをできた。

5 厳しくチェックする敵を前に向かせない。

2CB‐2CHブロックは機能していた。

6 プルバックを警戒する。

プルバックをされることはなかった。

7 シュートコースを切る。

DFラインにスピードがない分シュートコースはしっかり切りたい。

8 GKと連携し敵のプレーの選択肢を制限する。

F2-F1の境目概ね奪えた。 

攻守の切り替え 守備ー攻撃 各フィールド
1 敵チームが守備のポジションを取る前にボールを狭いゾーンから広いゾーンへ動かし最終的にシュートチャンスを作ること=チェンジゲーム

MF#5#7を中心にチェンジゲームを試みるが攻撃面でボールウオッチャーとなりパスコース、シュートコースが消えてしまうことが多い。狭いエリアへ自ら入ることが重要だろう。

2 ボールが敵ゴールへ移動しているときボールから遠いMFやDFもスプリントしてラインを上げチーム全体をコンパクトにする。

F1-F2へのスプリントは出来ている。後半はほぼF3でのサッカーだったのでここの部分は見えなかった。