相場の流れに乗る
みなさん、こんにちわ。いかがお過ごしでしょうか。
昨日はちょっとむずかしいけど、とっても大事なお話をしました。
今日はこれまでのお話の復習と、ちょっとだけレベルアップをしたお話をしたいと思います。
(とは言っても、猿レベルに抑えますのでご安心を)
まずは復習から、
ほんだでぇ憲法第1条の【相場の流れに乗る】ために、
もっとも大事な移動平均線は75日線でしたね。
そして次に大事なのは25日線でしたね。
それからー、
2つの移動平均線の傾きも大事ですし、
1本1本のローソク足は大きな流れである75日線に戻ろうとする力がある
というのもありましたね。
それを踏まえ問題です。どこで株を買って、どこで株を売ればいいのでしょうか。
ちょっと難しいですかね。では記号問題に、
みなさんの解答はいかがでしたでしょうか。
➀番で買って、➂番で売る。
(うんうん)
正解。株は安く買って、高く売るのが鉄則です。
だから➀番で買って➂番で売るのがもっとも利益が大きい取引となります。
ですが、
僕たちのような猿レベルの知識では、到底➀や➂番を毎回狙うことはできないです。
もしかしたら➀番よりずっと下がるかもしれませんし、
もしかしたら➂番よりずっと上がっていくかもしれません。
➀番で買って➂番で売ると利益が大きくなるというのは、結果論であって、その時点で今後ローソク足がどのように置かれていくかを予想することは、僕たち猿レベルには到底できません。
ではどうすればいいのか。
➀番や➂番を狙うためには、機関投資家(プロ集団)なみに毎回欠かさずその企業の情報を取りにいかなければなりません。またたくさんあるチャートやグラフを常に監視し続けなければなりません。
そんなこと猿軍団には面倒くさくて毎日できっこありません。
そして何よりも、
人間さま(プロ)のように、常に情報を得ることなど、猿にはできっこありません。
だからこそ、
僕たちは相場の流れに乗る
んですね。
具体的にどういうことかというと、
いろんなところから情報を得た人間さま(プロ集団)は、その情報をもとに株を買ったり売ったりする量をこれまでと変化させます。
すると25日線の傾きが徐々に変わり、
最終的には少し遅れて大きな流れの75日線の傾きも変化します。
75日線の傾きは1級河川なみの大きな流れです。ですからここで相場の変化が確認できれば、僕たち猿軍団も安心してその大きな川の流れに乗ることができます。
言うは易し、行うは難し。
では具体的にどうすればいいのか。
● 25日線が上りこう配になっていること
● ローソク足が75日線の上に突き抜けたこと
の両方が成立したときに、上昇相場に変わった「かも」と判断しましょう。
しつこいですが、
ここでは今まであったとっても巨大な下降の流れを、
上昇の流れに変えるくらいの買い注文が入っています。
ですからその力を使ってしばらくはローソク足が75日線からうんと上の方へ離れようとするはずです。
しかしながら1本1本のローソク足には常に75日線に戻ろうとする力も働くんでしたよね。だからそう遠くないうちに中規模河川の流れが緩やか(25日線の傾きが平坦)になってくるはずです。
昨日も少し触れましたが、その頃が売りのタイミングとなるでしょう。
本題に戻って、ほんだでぇ方式の売り買いのタイミングの正解は、
➁で買って(25日線が上りこう配、かつローソクが75日線を突き抜けた)
➃で売る(25日線の上りこう配が止まった、または25日線にぶつかった)
ということになります。
いうまでもないのですが、
もし➁で買って、翌日のローソク足が終値で75日線を下に抜け、かつ25日線の上りこう配が平坦から下落に転じた場合は、すぐに損失の確定を行う必要があります。