![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25934263/rectangle_large_type_2_f2e943e2f7815964d63922d817c30be4.png?width=1200)
移動平均線
こんにちわ。ほんだでぇです。
今日から飲み会で使うと「ちょっとカッコいい」って思ってもらえるような知識を学んでいきましょう。
そいつの名は【移動平均線(いどうへいきんせん)】くんです。
の前に、まずは復習から。
ほんだでぇ憲法第1条
は何だったでしょうか。憲法第1条であるだけに、すっごいだいじな憲法です。
答えはそう、
相場の流れに乗る
でしたね。この相場の流れを読むために移動平均線くんが重要な役目を担ってくれます。
移動平均線には5日線、25日線、75日線などなど、たくさんありますが、
僕たちはまだ投資に関しては猿レベル。あれもこれもとは見ることはできないはずです。
だから最も大事な75日線くんと、25日線くんにだけにスポットライトを当ててあげましょう。
(5日線くん、ごめんね)
これは最新の移動平均線。
緑色の線が75日線。そして黄色の線が25日線でっす。
75日線は直近75日分のローソク足の終値の平均株価。
25日線は直近25日分のローソク足の終値の平均株価。
を表します。
(眠くなったら、ここでコーヒーを)
株の取引は平日しかできませんから、1か月あたりローソクは20本くらいですかね。
だからざっくりと75日線は直近3~4か月の平均株価、
25日線は1か月くらいの平均株価となります。
株というものは、買いたいと思う人がたくさんいれば、株価はどんどん上昇していき、
株というものは、売りたいと思う人がたくさんいれば、株価がどんどん下落していきます。
また、
株の売り買いを短期間で繰り返す人もいれば、
株の売り買いを長期間でおこなう人もいます。
ですから、
25日線は短期間で売り買いする人の流れをうまく捉え、
75日線は短期間で売り買いする人と、長期間で売り買いする人の流れを足したもの
となります。
どちらが大きな流れとなるでしょうか。
もちろん含まれる投資家の人数が多くなる75日線ですよね。
だから、
75日移動平均線というものはもっとも重要な線
ということになります。つまーり、
75日線には絶対に逆らわないでください。
そして(為替介入、政策金利発表、失業率などの)大きなニュースが流れない限り、
ローソク足は75日線に戻ろうとする力が働きます。
また2本の線の傾きも重要です。
その線の傾きが急であればあるほど、その流れは大きいことを意味します。
山の斜面を流れる川の流れと同じと考えて下さい。
それではもう一度、2つの移動平均線に着目しながら日経平均株価を見てみましょう。
まず黒〇のなかでは何が起こっているのでしょうか。
黒〇前半では、
75日線はほぼ平坦、つまり上昇でも、下落でもない。
25日線は下り坂、つまり下落しやすい流れ。
だったということです。
短期間で売り買いする人の中では、売りたい人が多かったけど、
75日間全体ではその株を買う人もいたため、75日線の傾きが25日線のように下り坂にならなかったということです。
つぎに黒〇後半では、
25日線が上り坂に変わりました。つまり短期で売り買いする人たちが、急に株を買いたいと思うようになったということです。
またちょっと遅れて大きな流れ(75日線)も上り坂になっていきます。
このように25日線、75日線の2つともが上り坂になると、
株式相場は上昇相場に突入したといえるでしょう。だから75日線近辺の価格で株を買って、次に25日線にぶつかるところ、または次に75日線にぶつかるところでその株を売れば利益が出るということになります。
今日はもうちょっと頑張って下さいね。次に赤〇に着目~!
赤〇のなかでは、
25日線が平坦から下り坂に変わってきていると思います。
これは、
短期間で売り買いする人の多くが株を売りたいと思っている
ということです。
また、
大きな流れを表す75日線は
上り坂から平坦に、そして後半では下り坂に変わっていると思います。
これは、
短期間、長期間を足した全体でも多くの人が株を売りたいと思い始めている。
ということです。
つまり、株を売りたいと思う投資家が圧倒的多数になったことから、
明らかに下落相場に突入したといえます。
だから2本の移動平均線がともに下り坂になった場合、
持っている株は例え損が出ていたとしてもすぐに売却すべきなのです。
できればローソク足が
25日線、75日線の下に完全に突き出た時
に売却すべきだと個人的には思います。
その後、新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るい、75日線、25日線ともに急こう配の下り坂となりました。連日経済ニュースで取り上げられるほどの、また歴史に残るほどの大暴落になりました。年単位での保有を考えている投資家以外は、この歴史的大暴落で相当の損失を被ったのではないでしょうか。
今日4月18日現在では25日線の下り勾配が平坦になりはじめ、これから上り坂になるか、というところまできました。しかしながら75日線はまだまだ下り坂です。故に全体ではまだ下落「しやすい」相場です。もし25日線が上りになったから買ったという人がいたならば、短期間で売り買いする投資家の流れに沿って(25日線の流れに沿って)、利益が出たら(次25日線にぶつかったら)すぐに利益確定した方がいいと言えます。
まとめると、
➀ 最もだいじなのは75日線とその傾き
➁ その次にだいじなのは25日線とその傾き
➂ 75日線には逆らわない
ということになります。これは必ず覚えておいてください。