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ボーンヤリー・アイデンティティ
2021年12月14日 00:51
読んでる途中から<春田先生天才では!?>と興奮しまくりだった。一冊の中に、満漢全席では!?というほどの情報量がとっちらかることなく料理されているのだ。ほとばしる妄想、層の厚い脇キャラたち。そして思春期真っただ中である登場人物の”夢”をうまく使い、読者の心にミルキングアクションを行いながら物語を運んでいく。一見、思春期ラブコメという印象を抱くが、主人公が自分自身とどう向き合っていくかまで丁寧に描か