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梵浄山

貴州省銅仁市にあり、印江県、江口県、松桃県の境目にある。
中国の少数民族が多く住む地域である貴州省に位置している変成岩の山
武陵山脈の主峰で、最高点の鳳凰山の標高は2,572 mにも及ぶ。

巡礼地
老金頂2494メートル、新金頂(紅雲金頂)2336メートルです。
階段が作られておりクライミングしなくても登頂可能。
2つの天空の寺院は橋で繋がっている。

老金頂、新金頂

梵浄山は中国の5A級観光地
原始林が茂り、第三紀に起源を持つ古代種や残存種を含む動植物の生態も保護されており、1986年にユネスコから生物圏保護区に指定された。

金頂顛峰には釈迦と弥勒の両殿があり、梵浄山仏教の象徴的存在となっている。
新金頂は坐像の弥勒菩薩像であり、老金頂はキンシコウが弥勒菩薩像を崇める姿である。

特に中国十大仏教名山の一つになっており、弥勒菩薩の聖地として有名である。
主な峰を合わせて見ると横になった弥勒菩薩像に見える。
梵浄山の新金頂、老金頂の付近では不思議な光と影が見られるとして、古人たちはこれを弥勒菩薩の出現として崇めた山岳信仰の聖地。

明代の「勅賜碑」の中には、弥勒と梵浄山にまつわる記載が残っており、「無辺法界、極楽天宮」と称している。

中国共産党は宗教を認めないが、観光資源としては各地に寺院の存続を認めている。


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