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カルト誌『ムー』がしたこと
宮下文書(みやしたもんじょ)
富士山の北麓、山梨県富士吉田市大明見(旧南都留郡明見村)にある北東本宮小室浅間神社(旧称・阿曽谷宮守神社)の宮司家だった宮下家に伝来した古記録・古文書の総称。
ヒヒイロカネは、偽書『竹内文書』に出てくる金属とされるものである。
オカルティストが「古史古伝における太古日本の伝説の金属または合金」と主張している。
カルト宗教でテロ事件を起こしたオウム真理教(教祖:麻原彰晃。死刑)も富士にサティアンを作り、ヒヒイロカネを探し求めていたという。
日本国聖典・史料『古事記』や『日本書紀』など記紀とは大きく異なる内容となっている。
神武天皇が現れるはるか以前の超古代、富士山麓に勃興したとされる「富士高天原王朝」に関する伝承を含み、その中核部分は中国・秦から渡来した徐福が筆録したと伝えられている「古史古伝」。
超古代文明とは、先史時代に存在したとされる、高度に発達した文明のこと。
紀元前4000年頃よりも前(先史時代)に存在したとされる、現代文明よりも高度な文明や、不明な点が多い文明を指す呼称である。オカルトの類。
未知なものへの憧憬や畏敬は盲信を生じやすく、日本ではムー民(オカルト誌「ムー」の愛読者)などが信じやすい。
奇行が目立った元総理(民主党政権)鳩山由紀夫もムー民だった。
鳩山の妻である鳩山幸が2008年に9ヶ月ほどインタビューという形で記事を掲載していたこともある。
オカルト誌『ムー』(編集長:三上丈晴。ワン・パブリッシング発行)は時には、カルト宗教の手助けをする事がある。
オウム真理教の麻原彰晃が空中浮揚の写真を掲載(1985年10月号)したり、麻原が記事を執筆した事があり、上祐史浩をはじめ『ムー』や『トワイライトゾーン』経由で麻原を知ったオウム幹部も多かった。
オカルト誌『ムー』は好意的な取材記事も数回掲載され「提灯記事」と揶揄された事もある。
「オウム真理教教祖の麻原彰晃」は、雑誌『ムー』1985年11月号(第60号)に、「幻の超古代金属ヒヒイロカネは実在した!?」という記事を投稿した。その中で、酒井勝軍の足跡を辿り、岩手県釜石市でヒヒイロカネを発見したと称した。さらに、そこで酒井の隠された予言を知ったとした。
オウム真理教では、酒井がヒヒイロカネであるとした餅鉄を大量に用意しており、これを邪気を吸収するエネルギーを持つ霊石「ヒヒイロカネ」と称してイニシエーションに用いていた。
上祐史浩(オウム真理教幹部、現・ひかりの輪代表)は著書『オウム事件 17年目の告白』(扶桑社)のなかで、ムー掲載のこれらの記事を読んで翌年夏に入信したと述懐している。
麻原は宗教を犯罪・洗脳・金儲けの隠れ蓑として利用した。
1988年から1995年の間に教団と敵対していた弁護士一家殺害、信者・元信者へのリンチ殺人や信者家族の拉致監禁殺害を繰り返し、毒ガスを使った松本サリン事件や地下鉄サリン事件等のオウム真理教事件を発生させ、死刑判決を受け執行された。
オウムの残党は「ひかりの輪」「山田らの集団」「ケロヨンクラブ」に分岐しており、公安警察の監視下に有る。組織の命名手法が極左過激派集団にも通じるものが有る。
カルト宗教は、警戒心を解くために入口をダイエット・漢方・ヨーガ教室・占い・超能力・『ムー』・アニメ、今はYouTubeやニコ動、Instagramなどをフル活用して、信じ込ませる。
そして洗脳の主目的は、全財産を搾り取り、妙竹林な格好をさせ、勧誘にも行かせる。教祖が多くの女性と肉体関係を持ちたいなどだ。
オウムの場合は共産党のように武力革命を目指して軍備をしていた。