パナソニック液晶ディスプレイ姫路が無くなる
パナソニック液晶ディスプレイ(株)が特別清算申請へ
姫路市飾磨区妻鹿日田町1-6
妻鹿の浜手にある大きな箱型の工場は妻鹿のランドマークでもあった
Panasonicのロゴが誇らしげであった。
日本は市場に出せる商品を開発・事業化し、液晶産業の創造・成長をリードしてきた。
しかし、外資が入り1996 年頃から韓国、1999 年頃から台湾が、液晶産業に参入した。
韓国、台湾は、半導体産業での学習・経験と、日米政府主導で日本企業からの意図した技術移転により、液晶産業を急速に立ち上げた。
そして、2000年両国は大きく液晶の生産量シェアを拡大し、外資を拒んだ日本を追い越した。
外資は、日台韓を中心に東南アジア諸国も含めたブロックチェーンを構築したかったようだ。
外資を拒んだ日本の家電大手はのきなみ経営難に陥った。
ソニーは早期に読み切って外資を受け入れグローバル企業に化けた。
古い日本人幹部だけの企業は職人気質で柔軟性が無く銭勘定も出来ず儲け方の基本がわかってない事が多いようです。悪しき派閥争いに明け暮れてる企業も衰退するのみ。
パナソニックホールディングス(株)(門真市)は7月31日、取締役会において特別清算を申請することを決議した。
負債総額は約6263億6500万円(2023年3月期決算時点)。
2023年3月末をもって完全に事業活動を停止。
4月以降は工場等資産の処分などを進めていた。
有る物が消えていくのは悲しい事ではありますが、次にどこが居抜きするのか楽しみでもあります。新規移転してきた姫路中央市場やイオングループのフードセンターも近いですし、流通センターという手も有るでしょう。
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