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【デッキ紹介】初心者向けリザードンex/ピジョットex

はじめまして。ほんだ と申します。
2025シーズンのシティリーグS1で使用したデッキの紹介になります。
予選2位通過、最終top8と突出した成績ではございませんが、本記事にて構築を中心に紹介させていただきます。
初心者でも使いやすい構築になっているかと思いますので、CLやシティリーグに初めて参加される方を中心に参考になれば幸いです。

● デッキリスト

デッキリスト作成には普段からpnoteアプリを使用させていただいております。
リスト作成・調整に大変使いやすく、デッキ構築をより楽しいものにしていただいております。誠にありがとうございます。

● デッキコンセプト

扱いが簡単な捲りデッキ (逆転中心のデッキ) をコンセプトとしております。
①序盤はロトムVの「そくせきじゅうでん」で盤面や手札を整え、
②相手がサイド1〜2枚を先に取ったところからリザードンexで攻撃を始め、
③最後にリザードンexで相手の攻撃を耐えながらサイド差を逆転する
上記を主なゲームの流れとして考えております。

● 各カードの採用意図

全てのカードについては紹介せず、一部のみを紹介させていただきます。

ACE SPEC

アンフェアスタンプ、マキシマムベルト、ヒーローマントが主な候補でした。
多くのデッキに対して強く使え、終盤にリザードンexで耐えながら逆転するコンセプトと一致していることからヒーローマントの採用に至りました。

ポケモン

ヒトカゲ 4枚
序盤はヒトカゲを2面以上並べたく、4枚採用しております。
3枚採用だと2枚がサイド落ちする確率が3%弱あり、シティリーグのような連戦する大会では、どこかの対戦でヒトカゲを1面だけしか並べられないことがあることを懸念しました。
ネジキや、かがやくリザードンを採用し、ヒトカゲを枯らされてからでも逆転可能なデッキリストでの入賞報告も多いですが、初心者には使用難易度が高いため、リザードン進化ラインを厚めに採用し、リザードンでの攻撃が途絶えないようなリストにしました。

リザード 2枚
手札にリザードンexとふしぎなアメが揃わず、リザードンexで攻撃できずに押し切られるような事故を減らす目的で採用しております。
特性「フレアヴェール」でドラパルトexの「ファントムダイブ」に耐性ができる点も強く感じております。「ファントムダイブ」を2回打たれるとリザードンex/ヒトカゲが同時に取られてしまうため、一度「ファントムダイブ」を打たれた後にはベンチのヒトカゲをリザードに進化させることを心がけております。

リザードンex 3枚
中盤にリザードンが一度倒された後、ピジョットexの「マッハサーチ」でリザードンexを持ってくる動きが弱い(ナンジャモ・カウンターキャッチャー・ヨノワール/サマヨールなど持ってきたいカードが多い)ため、厚めに採用しております。

また、最近は序盤からこちらの盤面を崩壊させてくるデッキが多く(ドラパルトex、パルキアvstar、ヨノワールの「カースドボム」を複数回使用するデッキなど)、攻撃を開始するターンにリザードンexを出すのではなく、リザードンexをあらかじめバトル場に出し、相手の攻撃を耐えてもらいながら「そくせきじゅうでん」でターンを終える場面が多いことも、厚めの採用に関係しております。

ロトムV 2枚
序盤は自分からは攻撃をすることがなく、ロトムVで手札を増やし、盤面を準備することが重要なため、サイド落ちを考えて2枚採用しております。

グッズ

ボール系統(ハイパーボール4枚、ネストボール3枚、なかよしポフィン4枚)
ヒトカゲ複数枚、ポッポ、ロトムV、ヨマワルを盤面に並べたいため、ボール系統を多く採用しております。
繰り返しになりますが、ボール系統の枚数を削り、序盤に盤面が準備できていない状態から逆転していくためには練度が必要になります。

サポート

ペパー 4枚、ナンジャモ 3枚
ペパーは序盤から使いたいサポート、ナンジャモは序盤の事故を防ぐサポートであり、ボール系統の項で書いた内容と同じ意図になります。

フトゥー博士のシナリオ
リザードンexの項で書きましたが、あらかじめリザードンを準備し、相手の攻撃を耐えながら「そくせきじゅうでん」を行う場面があります。また、リザードンミラーにおいてもリザードンにダメージを与えられる(敢えて倒されない)場面があるため、ダメージを負ったリザードンを回収することがメインの採用意図になります。

道具・スタジアム・エネルギー

ヒーローマント
ACE SPECの項に記載の通りです。
タケルライコexのデッキとの対面ではリザードンに貼ってオーガポンexからの攻撃を耐えること、リザードンexとの対面ではピジョットに貼って倒されづらくすること、ドラパルトexとの対面ではリザードンに貼って「ファントムダイブ」を2回耐えることが主な使い方になると思います。

ゴージャスマント
リザードンexのデッキ、ドラパルトexのデッキが相手の際にはヨマワルに主に貼り、「カースドボム」や「ファントムダイブ」から守ることを目的にしております。
「カースドボム」を複数回使用してくるデッキとの対戦ではヒトカゲに貼る場面もあります。

ポケモンリーグ本部
相手だけが強く使えるスタジアム(ポケストップやニュートラルセンターなど)をトラッシュするために何かしらのスタジアムを採用したく、崩れたスタジアム・ジャミングタワー・ポケモンリーグ本部を主な候補として検討しました。
以下の理由からほぼ消去法的にポケモンリーグ本部を採用しました。

崩れたスタジアム:自分のベンチにロトムVとキチキギスexの両方が出ている場面が多く、サイドを2枚取られるポケモンを自分のベンチから消しきれない。
ジャミングタワー:最後にヒーローマントが貼られたリザードンexで耐える試合が多いため、自分が使ったジャミングタワーが邪魔になったり、プレイエラーを誘発したりするリスクが大きい。
ポケモンリーグ本部:タケルライコex、トドロクツキex、ミライドンexなどのデッキが攻撃する要求を上げられる。自分がかがやくリザードンを採用しておらず、プレイエラーにも繋がらない。

ミストエネルギー
終盤にリザードンが耐えるというコンセプトに合っているため採用しております。
トドロクツキexの「くるいえぐる」、ドラパルトexなどの「ファントムダイブ」、サーナイトexのデッキなどが使ってくる「デヴォリューション」への耐性を上げられます。


採用候補だったカード

採用したかった順に記載いたします。

  1. ブライア
    終盤に逆転するコンセプトと合致しています。
    リザードの2枚目、ゴージャスマントを採用しておりヨノワールを準備しやすいため、その点も相性が良く感じています。
    最終盤にブライアを持ってくることができる/サポートの権利が残っている/ブライアが打てないと負けるという場面が余りにも少なく不採用にしました。

  2. 基本炎エネルギー 6枚目
    デッキの使いやすさを重視したときに採用を検討したい1枚だと思います。

  3. マナフィ
    レジドラゴVstarやパルキアVstarのデッキ相手に出したいですが、シェアが少ないこと、ヒトカゲにヒーローマント/ゴージャスマントを貼ることで対策になることから不採用にしました。また、マナフィでスタートしたときにベンチが狭くなってしまうことも不採用理由です。

  4. かがやくリザードン
    最終盤にヒーローマントがついたリザードンexで耐えることをコンセプトにしており、ボスの指令で負けることが負け筋である(かがやくリザードンで攻撃しても負け筋が変わらない)こと、スタートしたときに攻撃を始めることが難しくなること、リザードン進化ラインを厚めに採用してアタッカーを継続的に準備できること不採用理由です。

● 最後に

記事をご覧いただきありがとうございました。
デッキ構築・プレイング・本記事の作成にヨネタク選手の記事を大変参考にしております。(記事URL:https://note.com/takuya_pcg/n/nf68113d5de10#f896e477-e193-4696-858c-2417243b473e

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