立命館アジア太平洋大学 APU 一般入試「英語」を攻略する ~2024年最新~
こんにちは。NPO塾 菅家廊下です。
この記事では立命館アジア太平洋大学 APU 一般入試 英語の傾向と対策ポイントとおすすめの参考書などを紹介していきます。
立命館アジア太平洋大学 一般入試 「英語」の基本情報
APUの英語はすべてマーク形式です。試験時間は80分で標準的です。2023年の大問構成と配点は以下の通りでした。
2023年度 大問構成
[1] 長文総合問題 29点
[2] 長文総合問題 31点
[3] 会話文 24点
[4] 文法・慣用句 16点
[5] 語句選択英文完成 20点
合計120点満点です。傾向としては[1][2]が60点、[3][4][5]で60点が示すように「長文読解」と「単語文法会話」を50:50で評価するテストとなっており、合格への対策は双方のバランスが求められます。
各大問の特徴を見ていきましょう。
[1][2] 長文総合問題の傾向と対策
[1]と[2]がともに750~850語の英語長文問題で読むスピードが求められます。
[1]は大意把握と内容理解に関する長文問題でした。「本文に適する文を選びなさい」や「本文の内容を最もよく表しているものを選びなさい」などの設問、つまり内容一致問題です。
[2]も内容理解に関する問題ですが、設問は「文章に当てはまる語句を選べ」や「代名詞が何を指すか選べ」など細部の正確な理解が求められます。
対策としては長文問題の演習が攻略のカギになります。内容に関する正しい理解を行うには、読み進める際に問われていることを意識して読むことが重要です。そのため、長文読解に十分慣れておくことが大切になるでしょう。
オススメの参考書は「関正生のThe Rules 英語長文問題集2」です。
[3] 会話文の傾向と対策
2人の会話に空所があり、適する会話を選択する問題です。様々な場面で話の流れを正確に読み取れているか、話し手の意向や気持ちが読み取れるか、適切な表現で必要な情報を伝えられるか等が正しい解答を選ぶ際に求められます。
[4] 文法・慣用句の傾向と対策
文法事項に関する問題です。基本的な問題を中心に、主に品詞に関して、動詞、副詞、形容詞、接続詞、前置詞などを適切な英語で表現する力が求められます。4つの選択肢から最も適する言葉をえらぶ形式です。Vintageなどの問題集で対策することが望ましいでしょう。
[5] 語句選択英文完成の傾向と対策
語彙に関する問題です。1つ目は英文の空所に最も適する単語を選ぶ形式です。単語や熟語に関する知識が重要です。2つ目は下線部と同義語を選ぶ問題です。単語帳の同義語に着目して勉強する対策をおすすめします。
いかがだったでしょうか?
受験生のみなさん、最後まで諦めず粘り強く頑張ってください。みなさんの合格を心からお祈りいたします。