違国日記/早瀬 憩、新垣結衣

朝役の早瀬憩の演技がもの凄くいい!

透き通るような透明感、瑞々しく、キラキラとまぶしくて、反面、感受性が高く、思春期特有の傷つきやすく繊細、今、まさにこのタイミングでしか演じることのできないであろう、そんな少女を演じている。

劇中の登場人物のなかでも女性がみな魅力的である。
凛として、しっかりと芯があって、美しくカッコイイ。

朝の高校の同級生は、一人一人のキャラがたっていて興味深い。
親友のえみり、クラスメイトの森本さん、中でも一番好きだったのが、軽音部の三森。演奏している立ち姿は、めちゃくちゃカッコいい!

原作のマンガは見たことがないが、恐らく、周辺人物の掘り下げかたがより詳細に描かれているだろう。マンガも読もう。

まきお、奈々さん、朝の3人で歌いながら歩くシーンは秀逸である。
自分の足で人生を切り拓いていて、かつ自分の人生を味わい楽しんでいる様子が現れている。

恐らく、映画と原作のイメージが違うところも多々あるのだろう。
しかしながら、朝の怪獣のバラード、3人で歌うシーン(曲名が忘れてしまった)、最後のバンドシーン、映画でしか表現できない良さがあるのは事実だろう。

カメラ割り、というのかな、マキオの背中越しに腕の間から、朝の瞳が見えるシーンが好きでした。

どうしよう…もう一回スクリーンで観たい。。

追伸 劇中歌ではソラニン以来の衝撃だった。ジワジワくる。チャットモンチーが好きだったのでエンドロールで作詞作曲を見たときはかなり痺れた~。

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