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ビジネスアイデアの資料作成 =実例2=
ビジネスアイデアを資料化するというお話の第2弾を書いて見たいと思います。
1.概要
今回紹介する資料はお風呂でシニアの健康づくりというビジネスアイデアコンテストで提案し、最終プレゼンの場所で話したときの資料です。
発表した時期は2019年12月のことでした。
2.導入〜ユーザーペイン
お風呂のアイデアということでテンプレートは湯気と水彩絵の具を合わせたようなものを選択しました。タイトルの理由は後ほど説明します。
フォントはカチッとしながら柔らかさがある游ゴシックを選択しました。このフォントすごく読みやすいんですよね。
背景と書こうとしたら拝啓と変換してしまったのですが、面白いなぁと思い語り掛け口調で資料を展開することにしました。
まずはコンセプトを話すために日本人と水との関係を解いていきました。
また日本には火山が多く、国土面積に対する火山の割合は世界でもトップクラスであるというお話です。
日本人と水の関係、日本の環境=お風呂って心の浄化じゃないか!!って話に繋げるために前の資料が存在しています。
じゃあ、いまのユーザーペインはなんだろうか
お風呂での事故がシニア層が非常に多いという話です。
せっかく心の浄化をしたいのに、他人と一緒に入るのって本当に正解??yというペインに設定しました。
3.提案
そこで提案です。
逆説的な提案ですが、単独入浴できる環境を作ろうよ。そのために最新テクノロジーをどんどん導入していこうよ。というお話です。
でも実際はそんなにお金をかけてやるよりは小さく始めた方が良いよね。リーンスタートアップだよね。という話を展開していきます。
ここからは具体的な企業名や情報が出てくるので割愛させていただきますが、プレゼンの流れとしては上記のように展開しました。
4.最終結果はどうだったのか
この発表は2019年の年末に実施したのですが、年明けの1月に企業様と次のステップのお打ち合わせを実施することができました。
まだ相手の企業様の社内調整等の課題もありすぐの実行はできないが、今後時間をかけて協業できる環境を検討していこうという話で収束しました。
今回もいま、資料を見直してみて、どうすればさらによくなるかを検討してみました。
改善点1:導入部分が長い。量として半分程度でユーザーペインまで到達する必要があると感じました。聴衆にもっとワクワクと速度感を与えるために情報量をさらに削減しても面白いかと思います。
改善点2:最終ゴールのイメージをもう少し作り込んでも良さそうな気がしました。今のだと、テクノロジーをセットしているだけの絵になっていますが、もう少し使ったらどうなるかみたいな内容を盛り込むことができると未来の提示ができるのかと思います。
5.というわけで
このプレゼンでは一歩前まで進むことができました。マネタイズには程遠い結果ではありますが、企業様から評価を受け、前に進めたことは非常によかったのではないかと思います。