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【へなちょこ欧羅巴紀行】8日目 切手の国リヒテンシュタイン
<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです
▶︎ポストバスでリヒテンシュタインへ
この日は、スイスとオーストリアに囲まれている小さな国「リヒテンシュタイン」に行きました。
リヒテンシュタインへは、昨日までいたマイエンフェルトから、電車に乗ってすぐのSargans(サルガンス)から、ポストバス(スイスには、黄色いかわいいバスが通っています。このバスは手紙を運んで、郵便局から郵便局へ行くのです。で、郵便物だけでなく、人も運んでくれます。リヒテンシュタイン行きのバスは、「リヒテンシュタインバス」と言いますが、ほぼ一緒だと思います)に乗って30分。
別に国境を越えても、パスポートとか見せなくっても大丈夫!
普通に通れます。
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▶︎切手の国リヒテンシュタイン
リヒテンシュタインは、とても小さいけど立派な国です。
切手で有名だけど、最近では高度な工業製品(義歯、コンクリートドリルはヨーロッパシェア90%)も有名らしく、けっこう豊かな国のようです。
10年ほど前に行った時、もっと小さくて、切手を売っている小さなおみやげ物屋さんの他は、何も無い国だという印象が残っている程度だったのですが、今回行ってみてびっくり!
とても近代化されていて、銀行やらおみやげ物屋さんやら、カフェやらが立ち並んでいます。(しかも程よい感じで)
ハナコ的に、あんまり素朴すぎる街は不便だし、都会すぎても嫌だし、程よく観光地なところはけっこうお気に入りです。(沖縄で言うと、竹富島とか!)
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さて、まずは観光案内所に行って地図をもらわなければ。
そして、荷物を預けなければ・・・。
サルガンスで荷物を預けようと思っていたものの、コインロッカー代が5スイスフラン! 高い!
そこで節約のため、重い荷物をここまで背負ってきていたのです。
観光案内所で聞いたコインロッカーは、2スイスフラン。
あぁ、得しちゃいました♪
そうです、我々はこんなビンボー旅行をしているのです。
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荷物を預けたら、もう一度観光案内所に戻ってリヒテンシュタイングッズを物色。
そのあとは2階の切手博物館を見て、町を散策。
中心部はおみやげ物屋さんが軒を連ね、ちょっと郊外に行けばいい感じの街並みです。
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▶︎ワイナリーで試飲するつもりが・・・
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そこから、ワイナリーがあるというのでちょっと寄ってみる。(タダで試飲もさせてくれると聞いて、がぜん張り切る)
ところが、お昼は休み!
ほんのちょっと(とはいえ1時間程度)待てば入れるのに、へなちょこ&めんどくさがりなので、やはりスーパーに行ってお昼用のパンを購入。
ベンチでお昼を食べて、さっさとスイス最後の地チューリヒへと移動したのでした。
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【2007年6月12日マイエンフェルト〜リヒテンシュタイン/15,904歩】
(2007年そのままの文章)
▶︎2024年の私から
2000年にイタリアに行った時も「サンマリノ共和国」という小さな国に行ったんですけど、小さな国にちらっと寄ることができるのがヨーロッパのいいところ。
当時パスポートに切手を張ってスタンプを押してくれるサービスがあったんですが、この後パスポートを無くしたので、サンマリノ共和国のスタンプは無くなって
しまったのでした。(リヒテンシュタインのはまだあります。・・・多分)
なんだかここでもワインの試飲ができなくて悔しがっていますが、今はアルコールほとんど飲めません。
ていうか元々そこまでお酒は強くなくて、この時の旅では一緒に旅したMちゃんがお酒好きということもあり、色々飲んで楽しんでいました。
お酒が飲めると楽しみが増えるし、特に日本酒なんて飲めると楽しそうだなあと想うのですが、年齢を重ねるごとに弱くなってしまいました。・・・残念。
今読み返すと電車やらバスやら、乗り物に対する執着を感じますね。
今回はバスで移動だったのでバスのことを書いていますが、一番好きなのはやっぱり電車!
それも日本の電車に限ります。
なぜなら時間に正確だから。
そしてどこで降りるかも分かり易いから。
海外のバスは、そこに停まるかもわからないし、いくらかもわからんし、言葉も通じない・・・もう不安しかありません。
この旅の時は、英語を喋れるMちゃんと一緒だったから良かったものの、今後海外旅行に行くのであれば、やはり頑張って英語の勉強をするか(実は地道に頑張ってます)、団体旅行で行くかしかないかと思ってしまうのでした。
▶︎旅日記を書きたい方におすすめな本
『モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方』堀 正岳 (著), 中牟田 洋子 (著)
以前ちらっとご紹介していましたが、この旅の最中、私はずっと旅日記を書いていました。
モレスキンのアートコレクションというノートで、黒いハードカバーの分厚いノートにペンで文字やイラストを描き、インスタントカメラで撮った写真やパンフレットを切り貼りしてまとめていました。
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今思えばめちゃくちゃ重たいし、よく持って歩いていたなあと思うのですが、20年近く経った今、私にとって結構な宝物となっています。
デジタルも便利でいいんですけど、このノートの分厚くなった感じがいいんですよね〜。
今回ご紹介するこのモレスキンの本は、色々な人の活用術が載っているものです。
みているだけで楽しくなってくるし、自分でもこんな感じで描けたらいいなあと、モチベーションがめちゃくちゃ上がります。
絵が下手くそでも、字が汚くても後で読み返すとそれもまたよかったりするので、今検討されている方はぜひ取り入れてみてください。
乱れた字を見ていると(あ〜、この日は眠気と闘いながら書いたな〜)とかも思い出されたり、ただお店でもらったシュガーの袋だけ貼り付けたページとかもあって、色々思い出せます。
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私も次に旅するときは、アナログに戻してみようかな〜なんて思ったりもしていますが、デジタルにはデジタルの良さもあって悩ましいですね。
とりあえず、この本を読み返してモチベーションを上げてみます!