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【へなちょこ欧羅巴紀行】13日目 白くまクヌート!

<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです。


▶︎みんなのアイドル“クヌート”

ベルリン動物園には、今アイドルがいます。
白くまの子供「クヌート」くん!
ものっすごいカワイイです。
クヌートは、母グマが育児放棄をしてしまったため、人間に育てられたホッキョクグマ。
日本では、クヌートの先輩である愛媛県立とべ動物園の白くまピースがいます。

信じられないほど可愛い

とにかく、かわいくてぬいぐるみのよう!
動物園に行く前から、ベルリン市内はクヌートのぬいぐるみだの、ポストカード(一部怪しげなものアリ)だのが売られていて、うっかり買ってしまいそうになるのをどうにかこらえていた私・・・。
(がまん、がまんの日々だったのです)
動物園に行ったら、たくさんグッズが売られているはず! と意気込んでいたものの、意外にグッズが少なかったのでした。

とにかく可愛い!

どうやら、クヌートくんはでてくる時間が決まっているようなので、それまで広くて綺麗な園内を見て回ることに。
なんとこの動物園、クヌートというアイドルがいながら、動物界の元祖アイドル「パンダ」様もいます!
しかも、なんだか近いぞ!(ガラス越しだけど)

すぐ近くにいる!

他にもいろいろ見て回ろうかと思ったけど、なんとなく早めにクヌートのもとに行かないといけないような予感がして、ちょっと早めにシロクマ舎へ。すると、そこはもう黒山の人だかり!
みんなクヌート目当て出来ているようです。
これ以上前に行けないように柵もしてあって、オトナはもちろん後ろの方からしか見ることができません。
でも、ちびっ子は前に方に行けるようになっていて、大喜び!
いいなぁ、ちびっ子。
でも、その中に東洋人のおばちゃんが強引に割って入っている・・・。
あぁ、恐ろしい。

なんせ人が多い


▶︎自意識過剰

さて、クヌートを見終えたら、別行動。
Mちゃんは、いろいろと美術館などを巡るので、ベルリンの街へ。
ハナコは、苦手なスケッチをするために(あと腰痛のためにのんびりするために)、動物園に残ります。
これが、まったく自分がへなちょこなことに、またもや気づかされることになるのです!

  1. 動く動物を描くのに慣れていないために、最後まで描ききれない・・・。

  2. 後ろに人が立っただけで、何となく恥ずかしくって、その場を立ち去ってしまう・・・。

あぁ、なんてへなちょこなんだろ、私ってば。
ちなみに上のクヌートくんのスケッチは、あとで写真を見て描いたのでした。
そして、いまだにスケッチは上手くなりません。
そして、必要以上に周りの目を気にしてしまう私は、やはり自意識過剰なのでしょうか?

広い園内。ベルリン動物園は都会で便利なところだし行きやすかった!



(2007年そのままの文章)


▶︎2024年の私から

とにかく、ホッキョクグマの子供は爆発的に可愛い。
ぬいぐるみがそのまま動いているかのような愛らしい容貌、仕草、何をとっても可愛いしか言葉が出ないのです。

この時期にベルリンに行くことになった我々は、とにかく人口保育で育って世界的に人気者だったクヌートに会えるチャンスを逃しませんでした。
実際に見るクヌートはとにかく可愛く(これしか言ってないな)、それだけではるばるベルリンに来た甲斐があったというか、もうとにかく幸福感に満ち溢れていたことを覚えています。

残念ながら2011年にクヌートは亡くなってしまったのですが、いまだに私に家にはこの時買ったクヌートのぬいぐるみが飾ってあります。

もう、17年も経っているのにキレイです

当時、日本でも愛媛県のとべ動物園で人口保育のしろくまピースがテレビで特集されたりしていました。
ピースはいまだに元気です。
久々に見てみたけど、「今日のピース」としてWEBサイトでピースの姿を見ることができるのです。

動物園に関しては賛否両論、色々な意見が出ているけれども、私個人としては動物園にいる動物たちは元気に長生きして欲しいなあと願っています。
動物園で一時期ボランティア(ゴミ拾いとか)もしていたんですけどね。
実は昔、愛知県の東山動物園のボランティアガイドさんがあまりにも素敵なガイドをされていたので憧れていたりします。
この間奈良で外国人に英語でガイドをしていたお爺さんにも憧れたので、苦手と思いつつもガイドをやってみたい憧れている気持ちは人一倍持っている私。
いつかうまいことガイドをできるようなったらいいなあ。


▶︎オススメ動物園マンガ

『バケツでごはん』 玖保 キリコ 著

動物園を舞台にした作品は数あれど、こんな世界だったらいいな〜と思わせてくれるいちばんの作品。
“動物園に勤めている動物たち”という設定で、パフォーマンスしているんです、動物たちが。
主人公は大阪からやってきたペンギンのギンペーちゃん。
動物園だけれども、仕事論だったりとか、恋愛模様だったりとか色々あって読み応え十分。
ことあるごとに読み返してみました。
こんな動物園だったら働きたいなあと思いながら。


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