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離島に住みながらの嫁の出産を通して思ったこと@離島・へき地で未来の医療体験記

こんにちは!ありがたいことに、最近室原家に三女が生まれました!そして母親を取られ、長女と次女が室原に甘えざるを得なくなりニマニマすることが増えた室原です!最近は長女と次女が室原の取り合いで喧嘩をし、その様子をほほえましく眺めています。

さて、三女が生まれて早くも2週間が経ちますが嫁さんが妊娠して出産までは色々なことを学ばせてもらえた期間でした!そのことを書き残しておこうと思います!

まずは何といっても嫁のありがたさ!偉大さ!たくましさ!

妊娠が判明したのは、1月頃?関東出身の嫁さんは、言ってしまえば縁もゆかりもない鹿児島で3回目の妊娠をしました。どこの産婦人科で出産できるか、どこが通いやすいのかもわからない状態からスタート。そこから周りのママ友に話を聞いたり情報を集めて。これまでの島とは違い、島内で妊婦検診を受けれなかったため定期的に船に乗って日帰り健診。時には船酔いで帰ってきてから吐いちゃうことも。。それでも頑張り予定日の2週間前から本土のアパートメントホテルに1人で待機。陣痛が来たと思えば産婦人科まで行きそのまま入院。室原に連絡があったのは、陣痛も始まって入院したあと。コロナもあり、子供もつれては出産立ち合いもできなかったので、自分と子供たちは携帯の画面越しに応援。そして、午前中の仕事をしている最中にLINEが入ってて出産を知りました。

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このLINEはたくましい(笑) かねてよりこんな室原についてきてくれる嫁さんは偉いという評価はあったものの、今回でたくましいも追加されました(笑) 完全に無双。改めて嫁さんのすごさを実感する機会になりました(笑)

そして、嫁さんが本土で待機している間は室原と長女・次女で初めての三人暮らし。朝起きたらご飯と弁当を作り、幼稚園・保育園に送りに行って仕事に。昼休みは家に帰って掃除や洗濯。仕事が終わったら迎えにいって夕飯を作って食べて、風呂入って寝る。純粋にチビ達とずっと一緒にいれて幸せだった室原ですが、この生活ができるためには多くの方のサポートや心配りがありました。そんな中で、

人と人が作る社会の温かさ

を教えてもらいました。現代ではよく核家族化とか社会のつながりやコミュニティーが失われていると言われます。一方で、友達はいるし、SNSでは人と繋がりやすくなっているので室原はあまりそのことを実感することなく生きてきました。

ですが、チビ達と三人暮らしをする生活では、(主に子供たちを心配してw)ご飯のおすそ分けをしてくれたり、夕飯に誘ってもらったり、仕事の夜勤を外してくれたり、チビ達の面倒みてくれたり、どうしても仕事が終わらない時は島のじいじばあばに幼稚園・保育園に迎えに行ってもらったり。時には夕方、海で遊んだあと「2人で歩いて帰る」というのでチビ2人で帰らせていたら、気が付いたら別のじいじばあばの家の風呂に入っていたミラクルもありました(笑) 驚いた室原もなぜかそのまま風呂に入らせてもらい、夕飯もごちそうになったり(笑) 他にも「困ったらいつでも・・」と気にかけてもらう一言一言に温かさを感じるんです。

室原は『あ~この温かさが本当の「コミュニティー」とか「社会のつながり」っていうんだ~』と。『人間ってもともとはこの温かさの中で生きてたんだ~』と温泉につかるようにしみじみと感じたんです。学んだんです。これはきっと島だからできて、SNSにはできないという話ではなく、もっと根源の相手を気遣ったり思いやる気持ちがあるかどうかが大事なんだろうなと思うのです。

なんなら出産後の今も色んな方に助けてもらっていますが、今回たくさんの方に優しさや心配りを教えてもらいました。これからは自分がそういったものを与えられる人間になれるように頑張ります!島で一番教えてもらう『人間とは』。めちゃめちゃ深いです(笑) 以上です!

↓本土に嫁さんを送りに行った帰り、船でお別れをする2人。この後ギャン泣き↓

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↓ぎゃん泣きした30分後にこの笑顔。「子供って残酷」by嫁(笑)↓

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