二拠点生活ドクターやってみた!~パート1~@離島・へき地で未来の医療体験記
こんにちは!
先日熊本に子供達と訪れた際に、長女(7歳)が「おっきい建物がたくさんある~」とか、「世の中にはこんなに可愛い人たちがたくさんいるんだ~」とか言ってて驚愕した室原です。
#今まで何回も熊本来てたけど?w
#彼女の中で何かの自我が芽生えているのか?w
#そういえば最近人前でハグするのを嫌がり始めた。。。
#彼女の中で、「人前は恥ずかしい」けど「嫌がるとパパが傷つく」という葛藤を垣間見れていじらしくはある ← 父として性格悪すぎるw嫌われる前に辞めよう
今回は思いがけず二拠点生活ドクターを続けている室原のお話をさせてください!
結論言うと、二拠点生活めちゃ良いぞ!って感じで立場とか家庭環境とかあとは医者の二拠点生活の特徴についてとか書かせてもらおうと思います!
現在、室原の生活拠点は鹿児島県の下甑島。人口2000人弱のいわゆる田舎!
そんな室原は、2年前に島の診療所を退職。
医者を辞めて、職業「島民」を目指す!!と頭が沸騰している室原は高らかに妻に宣言します!もちろん収入のあてはなし。そしてそこに冷静な妻。
「え?今おなかの中に三人目の赤ちゃんいるんですけど?は?どゆこと?父親だよね?え?どうやって生活するの?」
てな感じでした。返す言葉なしのきれいなカウンターパンチを食らった室原ですが、ここでウルトラCの名案がでてきます。
熊本にある実家の病院で月に1週間アルバイトをさせてもらいながら、残りの3週間を島で暮らす。
#この瞬間から室原は自分を「七光り室原」「すねかじりの室原」と自称します。
#こんな僕を受け入れてくれた病院に感謝しかありません。ありがとうございます。
そんなこんなで、室原の下甑島に3週間、熊本に1週間という二拠点生活がスタートしました!ちなみに実家の病院は熊本市内。市街地は外れますが人口14万人の北区に位置します。完全に都会です。ということで、この二拠点生活は「田舎」と「都会」を行き来するという月に1回タイムスリップしたかのような暮らしになりますw
#自動で沸くお風呂と、薪風呂をリアルに行ったり来たりw
まず熊本に行くようになって最初の感想は、
「渋滞くそだな!!都会とか絶対イヤだ~~~早く島帰りて~~~~!!」
でしたw
島では通勤時間は原付で2.3分。完全にストレスフリーです。
一方熊本では本来15分程度でつく距離が渋滞のせいで40分なんてざらにかかります。最初は建物ばかりの景色とかこのストレスがやばかった!自分の人生のどれくらいを渋滞のせいで無駄にするのだろうかと絶望に打ちひしがれましたw
なのでその頃は、下甑島に帰る度にかなり心の緊張がほぐれ安らぐような感覚がありました!
#ちなみに室原は熊本育ちw
そこから月に1回の往復を繰り返すうちに、徐々に室原の心にも変化が訪れます。
少しずつ渋滞などにも慣れて時間の使い方を工夫したり、熊本にいる間に色んな方に出会うことができたり、新しいことを学べたりする当たり前のことに気が付きます。
「なんだか嫌なことばっかりじゃないじゃん!」
となってきます!
実は室原、この生活をするまではほぼ2年間島から出ることはなく、ひたすら診療と家族時間を過ごしていました。なのでどちらかというと島に傾倒して凝り固まっていった日々だったのかなと今思うと感じます。
島ももちろん最高なのですが、それが熊本(都会)と行ったり来たりすることで、お互いの良いところに気が付き、お互いの良いところをそれぞれ持ち帰ることができることがわかります!まさにいいとこ取り!
きっとこれは逆の立場もそうで、都会にずっといる人は田舎なんてって思うかもしれないけど、行ったり来たりすると学びしかない!チャンスしかない!
そんなことに最近気が付いております!
実際に、室原が熊本にいる間に出会った方や熊本行きに合わせて出張先で出会った方が、多く下甑島に遊びに来てくださっています。なんなら実家の病院のスタッフも下甑島に遊びに来てくれています!
こんな関係性が広がる暮らしがあるんだということに驚いている室原なのです!
書いてたら長くなったのでパート1とパート2に分けて書こうと思いますwすみません!
今回は室原が二拠点生活ドクターをやって思った大枠の感想を書かせてもらいました!次回は医者としての二拠点生活や立場や家族についても書かせてもらいたいと思います!
二拠点生活気になる方がいらっしゃれば遠慮なく、ご連絡ください!!また次回もこんな感じで書いてみます!よろしくお願いいたします!