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室原家、北海道の最北端の離島へ行く@離島・へき地で未来の医療体験記

こんばんわ。我が家の四姉妹は何故か色んなところで、初対面の方々に話しかけて頂くのですが、先日北海道のフェリーの中で驚きのやり取りがありました。

見ず知らずの婦人A「あら~あなたたち、みんな女の子なの?」
次女「うん、そうだよ!私が女の子で、お姉ちゃんも女の子で、妹も女の子で~、その下も女の子。お母さんも女の子で~・・・・パパだけお〇んちんついてるのー!!!!(大声)」
#フェリー内の乗客は老若男女問わずややウケ
#三女がすかさず「お〇んちん、ゆうなーーー!」と大声でつっこみ、またもややウケ
#いたたまれない室原は部屋を出る。


そんな感じで北海道旅行にいってきたのですが、診療所の皆さんのおかげでゆっくりと家族で時間を過ごすことができました!ありがとうございます!
まず室原の第一の感想としては、圧倒的にこれで、

「うちのちび達、くっっっっっそ可愛いな。」

これはもう室原としては終始デレデレで、ただの親ばかでございました(笑)
4人ともそれぞれにやはり我があって、それを旅先という非日常の中で一緒に遊んでくれる旅仲間とより楽しく遊び続けるにはどうしたらいいかを必死で考えている様が面白い。
願いを達成できない時には普段はやらない激しめの駄々をこねてきて、仏の室原もさすがにぶちぎれそうな場面もありましたが、きっと堪えられたはず(笑)

普段はあまりやらないダダのこね方をしていた次女。
話して泣くたびに鼻提灯できるから笑ってたらこんな顔になった(笑)

そして、そんな完全に遊び一色の旅に無理やり学びを持たせようと、かなり無理してこの旅行中にふと感じた自分の心の変化も真面目ぶって書いておきます!(笑)

今回の旅は、下甑島→東京→稚内→利尻島→礼文島と日本の最北端の離島を目指す旅!
旅仲間は、ひと家族の友人が残念ながら体調不良でキャンセルとなり、たまたまみんな離島人に。それぞれ、北海道は奥尻島、隠岐諸島の西ノ島、鹿児島の下甑島とばらばらの離島人が最北端の離島たちを目指しました!

まずはこの旅のお仲間達が、まあ~~~~~自由人(笑)
わかっちゃいたけど、まあ~~~~~いつでも陽気で楽しそう!(笑)

わへータワーとか言ってた自由人w

なんだかそんな人たちを見てたら、「人生どんだけふざけ倒せるか次第だな~」と、「自分の能力以上に真面目ぶるようなことは無駄だな~」と勝手に納得しちゃいました(笑)

最近の室原は、やっぱり所長という役職がついたりしたことで、勝手に自分が大きくなっちゃったような、失敗しちゃいけないような、そんな分不相応な人間であらねばと思っちゃってる節があります。
34歳ながら、組織のマネージメントの勉強も経験も大してない人間がいきなりそんな人間になれるはずがない。
そんなことは「頭」では一億も承知だけど、特に診療所チームの仲間の前に立つと、ちゃんとあらねば補正がどうしてもかかっちゃう(笑)

これ、何なんですかね?(笑)変なプライドが芽生えているのか、失敗して批判されたり、見放されることが怖いのか。多分全部か(笑)
#「立場で考え方変わる人間とか信じられん!」とか思ってたけど、秒でその罠にはまって抜け出せないでいる(笑)

そんなところで悩んだりもしていましたが、この自由人たちを見ていると視座を変えた方が楽しそうだなになっちゃいました!どれだけ、楽しめるか。

元々の室原の楽しみの原動力は、「へえ~そんなん知らんかったーーー。おもろーーー!!」が原点。

「所長たるもの・・・」的な視座よりも、「へえ~おもろー」の視座に立っていた方が自分が楽しいし、そんな人間に人は集まるよな~とも思えてきましたし、何よりその方が失敗したときに素直に過ちを認めて、謝りやすい!!
定期的にこの自由人たちによるデトックスはありがたいかもしれない(笑)

完全に自由なおじいちゃん(笑)

そして、利尻島、礼文島にわたり、その地で働く離島医療仲間に会えたことも個人的にはかなり大きな喜びで!

自分が所長になって、わりと悩んだりしていることも、この先生たちと話をしてみると、本当に共通のところで悩んでいて。
中には、すでに僕と同じ悩みに、先生たちなりの正解を持っている部分もあってめちゃめちゃ勉強になったのと同時に、すんごい勇気がもらえたんです。

何故か勇気を。

独りじゃないなんてわかっていたし、他の離島も同じような問題を抱えているっているのも分かってた。でも、直接会えて、話をして「あ~その悩みね!」みたいな顔を見合わせてニヤニヤしちゃうような感じがすごく安心感があって心地よかった。思っていた以上に室原は孤独を感じていたみたいです(笑)

最北端の離島医師。その名も升田先生!
めちゃめちゃパワフルな先生でした!

そしてとどめは、この旅の最大級に不思議なご縁。離島への引越し会社アイランデクスを営む友人家族とたまたまの邂逅。偶然ミラクルにも旅程が被ったのです!

子供達が年齢が近いこともあり、この度は稚内、利尻島、礼文島すべての場所で一緒に遊ぶという快挙を達成しました!

楽しい思い出はたくさんなのですが、室原的に一番印象的だった場面があります。

それは、利尻島で他の離島仲間も含めて一緒に夕食を食べているときのこと。室原のおなかが痛くなり、やむなく室原はトイレでお腹を抱えていました。
しかもちょうどその時は、室原嫁とちび達を、その友人の奥さんが宿まで先に車で送ってくれるタイミング。
#トイレから出られないという相変わらずのポンコツっぷり

その時にトイレの外から聞こえてきた友人の奥さんへの一言。

「なにより安全運転でね」

お腹を抱えていた室原はハッとします。
「・・優しい。」と(笑)

真面目な話、従業員の立場だとすごく安心感を得られる言葉だなと、よく言う心理的安全性でしょうか。
「安全運転ができるだけでいいんだ。それだけで自分を認めてくれるんだ。」そんな安心感を、トイレに座りながら勝手に感じていたのです。

当たり前のことを当たり前のように伝える。

これは、意外とというより全くできてなかったなーと反省。下手すれば自分の考えを言葉にすることすらできていないかもしれないのに、更に安心感を与える言葉を当たり前のように発する。くぅ~~、トイレにうずくなりながら勝手に感嘆しておりました。


そんなこんなで、室原一家の北海道旅行のまとめをかかせて頂きました。学びの部分をかいてみましたが、これは1%。他の99%は遊びです(笑)また少しずつ遊び、学んでいこうと思います!

何度やめさやめさせても、石を口に入れ続ける四女w

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