「できる」は「価値」になるを知った高校時代のお話。自己紹介②
自己紹介続き()
そんなこんなで
満を持して
青森県が誇る進学校へ進学。
さっそく勉強は落ちこぼれ。
1桁以外の成績をとったことのない私が
なんと、忘れもしない「222位」
(ゾロ目、運気上がりそう)
頼みの陸上も、
私は所詮 市内優勝レベル。
一方のチームメイトは、
市内大会新記録更新
県大会優勝
東北大会優勝
インターハイ入賞。
なにこれすごい
上には上がいるもんで、
勉強だけじゃなくスポーツも、
私よりも優秀な人たちがいっぱいいた。
井の中の蛙大海を知らずって言葉はこのためにあったのだと
心の底から思った。
モテない
勉強もできない
運動もそこそこ
じゃあどうする。
負けず嫌いだった私は、
なにかで1位になりたかった。
1位じゃなくても、
○○だったら穂波だよねって言われたくて
何者でもない私は何者かになりたくて
みんながやってなくて、
自分にできること
これなら負けないってものを探そう。
そう思うようになった。
学校って、良くも悪くも
評価が明確に出るので、自分の位置がわかりやすい。
一方でその評価の内容は偏りがち。
国社数理英…
部活動…
ではそれ以外は?
学校の評価外にも
私が戦えるフィールドがあるのでは…。笑
そして、ダンスとイベントに興味を持った。
友達に声をかけて、ダンサーに教えを請い、放課後毎日ダンスレッスン。
田舎だし進学校だし、ダンスを本格的に習っている子がいなくて、
ダンスが踊れるってだけで、なんかかっこよかった。
その集大成として、
文化祭で教室を貸し切り、暗室にして
DJ・ダンサーを招きclubを作った。
ステージ発表、屋外での模擬店、教室での展示。
内輪で盛り上がってはいるけれど、
ちょっとイマイチな田舎の進学校の文化祭。
もっと「イケてる」文化祭を作りたくて、
退屈な日常を壊したくて
そしてなにかを達成したくて
挑戦した企画。
新しいことに挑戦できる風土をつくる
DJやダンサーってかっこいいっていう価値観をつくる
いち生徒から先生・学校を動かす
0→1の企画。
準備は大変だったけど、毎日が充実してた。
噂が噂を呼び、
当日は人が集まりすぎて室温40度。
危険だと先生から注意され一時中断。
さらに外部から秘密裏に呼んだゲストダンサーがバレて
追加で怒られた。(すみませんでした。笑)
「今」考える「何を持ってイベントの成功か」は置いておいて
「当時」私が考えた挑戦は「成功」だった。
まわりの評価も
・勉強ができる子
・運動ができる子
とかそういうのは違う
・行動力がある
・リーダー気質
・なんか目立つ子
そんなものに変わったように思う。
私は
勝てなかったから、
勝てるフィールドを探した
弱っちいくせに負けたくないから。
何者でもないのに主役になりたいから。
でも、この実体験から
強みにフォーカスした考え方
って大事だと思った。
強みにフォーカスすると、主役になれる。
どこにどうフォーカスするか
「できる」はできない誰かの「価値になる」
ビジネスもそうだよなって思う。
高校時代楽しかったなあ。
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