札幌にあるイカれた居酒屋
先日、札幌にある『電氣食堂』に行って来ました。
電氣食堂ですが、こちらは個人的に札幌で1番ヤバい店だと思っています。
1年ぶりに訪れたのですが、ヤバさが進化していて感動さえ覚えました。
ということで、今回は「電氣食堂」がどのくらいヤバいのかを説明します。
雰囲気が独特
お店は札幌の高級住宅街とよばれている円山地区にあります。
値段はかなりリーズナブルで、THE 家庭料理という感じの懐かしくて素朴なお料理。
ただ、雰囲気がかなり独特です。
店内では新規のお客さんが入るたびに、マイクで放送がかかります。(お店はすごく狭い)
先日の放送内容はこちら。
「え〜、今日はご来店いただきありがとうございます。嬉しいです。最高です。
今日のおすすめは、炒め物380円、それから固いですね、牛ステーキ、メキシカンステーキが600円です。すごく固いです。
あと、オレンジサワー250円を頼むとですね、生のオレンジになるのでお得です。」
新規のお客さんが入るたびに放送がかかるのですが、回数を重ねるうちに説明が雑になっていくところがポイントです。非常に人間らしくて最高だと思いました。
また、美人なお姉さんが来店したときには、
「皆さん、美人さんが来店してくれました!最高です」と放送がかかります。
(私は特に何も言われなかった。スーパー美女なのに)
注文がセルフサービス
次に、注文はセルフサービスです。
まっさらな紙に、卓番に人数、注文内容を全て手書きで記入していきます。
この際、なるべく大きな字で、わかりやすく書くことがポイントです。
記入し終えたあとは、厨房にいる店主に手渡しします。
追加注文は書き足していく
追加の注文があった時には、書き足していく必要があります。新しい紙を使うことはできません。(紙をムダにすると怒られてしまいます。)
このとき、ただ書き足すだけでは注文が通らないので、しっかり口頭で伝える必要があります。(これを忘れると金額だけ加算されることになるので注意ですよ)
個人的な好きポイントなのですが、「追加注文いいですか?」と聞くと「最高です!」という返事が帰ってくるところが最高です。
お料理は自分で取りに行く
注文だけではなく、お料理も自分で取りに行く必要があります。セルフサービスです。
「2卓のお客さん、ステーキができたので取りに来てください」という放送で呼び出されるので、常に卓番を把握しておく必要があります。
猫がいる
お店には猫がいます。
店員さんはボランティア
店員さんが3人くらいいたのですが、店主以外はボランティアとのことでした。
店主はお客さんに混じって飲み会に参加していたので、実質ボランティアの方々が働いていたことになります。
また、焼く人によってステーキの大きさが全然違ったのがおもしろかったです。
箸が多種多様
箸は「コンビニ仕様」のものから「おてもと」まで、多種多様でした。
行くたびにアップデートしている
電氣食堂のすごいところは、訪れるたびに進化しているところです。
行くたびにヤバくなっています。
というのも、1年前に行ったときはセルフサービスじゃなかったんですよ。
ウエイターさんが注文取ってくれて、食事も持って来てくれて、独特だけど普通の飲食店でした。
1年ぶりに訪れたらセルフサービスになってるし、店主は飲み会に参加しているし、従業員かと思いきやお客さんをボランティアとして働かせているし。
店主なのに働く気がないところが最高ですね。これは見習いたいスキル。
ぜひとも電氣食堂には、今後も自由さを極めてほしいと思います。
とにかくつっこみどころが満載なので、皆もぜひ行ってみてね!
【 住所 】
〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西23丁目1−36 アーバン裏参道 1F
【 営業時間 】
火 :定休日
水 :18:00~24:00
木〜月:18:00~25:00
食べログURL
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