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ストローで吸うもやもや

会社のハラスメント研修のテストをWebで受けながら、最後の質問に違和感があった。「何かあった時の相談窓口はこのメールアドレスである。」〇か×か。正解は〇なんだろう。この間の休みのことや勝手に有給を使われることを相談したいと思う。結果として解決にならなくても誰かに相談したい。会社はきっと「うちは相談窓口も設けてる。みんな仲が良い。」と思ってるんだと思う。でも、そのみんなの中に私はいないし、相談できる環境があるからってその人たちに相談したいかはまた別の話だと思う。そもそも、私はこの会社の人間を信用もしてないし、信頼もしてない。尊敬もしてない。ならさっさとやめろよ、って話なんだけどね。

そんな悪態をつきながら、今日は散歩したときに買ったセブンのアイスコーヒーの容器にウイスキーと水と氷を入れてストローで飲んでる。ストローがあるとなんでこんなになんでも飲み易いんだろう。

今日は、抗うつ剤を飲み始めて本当に初めて鬱々とした日だった。帰宅してからだけど。今日の朝はいつも以上に気だるくて眠くてたまらなかった。本当に休みたかった。食べるとか動くとか好きなことをするとかすべてにおいてのやる気がない日だった。休みたかったけど休めないので会社に行って何とかこなしたけど、今日はなんとなく変になれてないことはしない方がいいような気がして申し訳なかったけど、なるべく複雑な業務は避けるようにした。そこは気づかれないようにうまくね。なんとか一日が終わって家に帰ってからは本当にやる気がすべて削がれてた。夜ご飯は食べたけど、その後は本当にやる気が起きなくて、ベッドに横になって「こんな無駄な時間過ごすなんてクズやなースタバでも行ってせめて本でも読むか。」なんて悩んだけど、結局動けず。どうしもてコーヒーが飲みたくなって散歩がてらセブンにいって少しぷらぷらしてた。

小雨が降ってきて、それがなんとなく今の自分にちょうどいい気分だった。大雨ほどどんよりしてなくて、だからってお月様の光を受けるほどの元気もない。雲があって月を隠して、でも少しの雨でまわりは涼しいみたいなね。心をすこしだけひんやりさせる感じがちょうどよかった。

本当はもっと幸せで明るい内容を書きたいのに。自分の指が打つ言葉はなんだか寒色を帯びた寂しい言葉ばっかり。もっと明るくなりたいけど。診断を受けてからの私はそのラベルをでっかく体に張り付けてる。でも、そのラベルのおかげで堂々と病めるのも本当。

思い切って休職してみようかな。
甘えのように感じるこの考えが最近小さな少女のような姿で現れる。
特に何も言わず、私の隣に腰を下ろして。

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