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声をかけるより、見守る。『声かけは、6つの言葉だけでいい』。

先日、年中 娘の幼稚園でクラス懇談会があり、先生からのお話に感動したことを残しました。


実は懇談会では、他にもたくさん感動ポイントがあって!!!
その中の1つに、お話しくださったA先生が、シュタイナー教育の研修を受けた時のお話がありました。

その研修で、『子供達への声かけは、6つの言葉だけで十分』と聞いたそう。

ウロ覚えで恐縮なのですが、確かこのようなシンプルなものだったと思います。

行っておいで
食べよう
いらっしゃい
そうだね
やってごらん
どうぞ

A先生が仰るには、実際にこの6つの声掛けだけで、クラスへの保育・教育を実践されていた先生がいらっしゃったというから、大変驚きました。


そしてその記憶がまだ新しい今日、子供への声かけは、本当に少なくて良いことを、私が身で実感する体験をしたのです。

それは、年中の娘がお友達と遊んだ、帰り道のこと。

お友達2人と別れる交差点、バイバイした直後、娘がその場で座り込みました。

察するに、お友達との時間が楽しすぎて、まだ帰りたくなかったのだと思いました。バイバイしたお友達2人は同じマンションに住んでいて、「エントランスで遊ぼうね~」2人が言っていたのを、娘も聞いていたことで、余計に。

いつもならここで私は「どうしたの?」とか「しょうがないじゃん」とか色々声かけてしまってたと思います。
それを今回、上述のA先生の話を思い出して、言葉をぐっと飲みこんで、一言も声をかけずに、娘の様子を見守ってみたのです。

すると、どうなったでしょう。

最初は「もうやだー」とか「わーーっ」とか叫んで、不機嫌そうにしていた娘でしたが、しばらくすると自ら立ち上がり、家の方に向かって歩き始めました
その後は少しずつ機嫌も治り、「お兄ちゃん、家で何して待ってるかなー?」と普通に会話できるようになりました。
私は最後まで、その不機嫌に関して、一切合切、触れませんでした。

ああ、こうやって、見守るだけでいいんだと、実感しました。

大人が声をかけなくても、子どもは自分で自分の気持ちに、自分のタイミングで折り合いをつけて、自分のタイミングで次の行動に移ることが、できるんだ。

家にいると、小学生のお兄ちゃんがいることもあって、あれもこれも口出して関与して声掛けしがちです。
反省、反省。

怒らない子育て、怒鳴らない子育て、とか最近耳にします。
今、私が子どもに掛けようとしている言葉は、本当に必要かな?
もっとシンプルに、簡潔に言えないかな?

まずは余裕のある時から、そうやって考えられるように、していきたいなぁ。と改めて思いました!


では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona



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