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ミドサー主婦、人生で初めて、おせちを詰める。季節のめぐりに感謝するようになった。
今年は初めて、
本当に人生で初めて、
自分でおせちを、詰めてみました。
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これまで、年末年始は必ず、私が夫どちらかの実家に帰っていて、実家でおせちもお雑煮も頂いていました。
ギリギリ年越しそばは自分たちで準備してた時もあったけど。
それに、正直、おせちやお雑煮のために、事前にお皿やカトラリーなどを準備して、わざわざたくさんの手間をかけて作って、上手に盛り付けて、とやる意味をいまいち感じていなかったのです。
それが今年なぜ突然作ることにしたかというと、
この絵本の影響が大きかったと思います。
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『こどものとも年中向き』。
福音館書店から、毎月送られてくる絵本定期便をお願いしていて、その1月号。
子どもがわかるようにおせちについて書かれているので、大人には本当によーくわかりやすかった内容でした。
また、娘の幼稚園では、季節の巡りをとても大切にしています。
それは日々のリズムが、子供達の真ん中に根付いて行くことを重要視していて、1日、1 週間、1ヶ月、1年それぞれのリズムを、子供が実感できるような保育を展開してくれています。
例えば、毎日の保育は基本的に同じ時間帯に同じ保育を行う。
曜日ごとに、行う保育を固定している。
大きなイベントでいえば、夏は夕涼み会、秋は収穫祭、冬はクリスマス会やお餅つきなど、季節を感じる様々な催しを、行ってくださっています。
今年は幼稚園の役員を担い、保育を身近に見ていく中で、私も、季節の移ろいやめぐり、実りを目や耳や体全部で感じることが、すごく楽しいと思うようになりました。
自分たちは、自然の恵みの中で生かされている。
そう心から実感していて、その恵みとめぐりに感謝して、節目をお祝いすることが、自分にとってすごく当たり前なことだと、思えるようになりました。
大人に、なったなぁ。
そういう経緯があって、新年を無事家族全員で元気に迎えられたことをお祝いし、私たちに関わる全ての物事、社会に感謝をするために、
今回自分でもおせち料理を作って家族をみんなでいただこうと考え、行動したのでありました。
絵本があったこと、また母である私が作ったことで、小学2年生と年中の子どもたちにとっても、おせちが少し身近なものに感じられたような感触がありました。
それに、実際に1回作ってみると、もっとこうしようかなと思う部分がたくさんあって、来年はもっと素敵に作ろうと、また新たな挑戦と楽しみが生まれました。
昔から長く続いているものには、意味があるし、うまくできているなーと感心させられます。
全てのものに、人に、感謝して。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona