002_写像小

フローサイトメトリー と 固有ベクトル

フローサイトメトリーに「固有ベクトル」を導入すれば、もっと分解能を上げられるんじゃないだろうか?

僕はバイオ屋で、数学は僕の専門外だし、はっきり言って得意でもない。
けど、どうしても気になる。

フローサイトメトリーっていう分析技術は、
 細胞の種類や状態を・・・
 ある空間に「写像」する働きをしている・・・
  と、とらえることができるはず。

そして、この写像を行列で表せたとして、
 写像された結果のデータは、
  行列の固有ベクトルで張られた空間にプロットするとき、
   最も分解能が高くなる・・・

・・・はず、じゃないだろうか?

001_写像

これは、やればできるはずのことだ。
どうして、だれもやらないんだろう?
みんな、やってみたけど、あんまり意味なかったのかな・・・

(ちなみに、フローサイトメトリーの生データを主成分分析することでも、ほぼ同じ結論になるはずだ、と思う。)

ただ、この分野に不慣れなもんで、
 この考えが正しいのか?
 本当にだれもやってないのか?
に、自信はない。

でももしこの考えが正しければ、これはどんなフローサイトメトリーの装置でもできるはずのことで、細胞が発する蛍光をプリズムで分光してスペクトルを取ったりするような、特殊な装置を作る意味はあまりないはず。
だから、気になる。

どなたか詳しい方、教えてください・・・

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