3月第1週 今週のおすすめ「本の話」 5選
3月になり、暖かさを感じる日が少し増えてきました。
今週は、池井戸潤さん『シャイロックの子供たち』のダブル映像化が発表されました。オール讀物からは海堂尊さん、寺地はるなさん、長浦京さん、伊岡瞬さんのインタビューを公開。
また能町みね子さんの「#能町四社連合 キャンペーン」のお知らせをお届けします!
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★池井戸潤 原作『シャイロックの子供たち』ダブル映像化 映画化&ドラマ化決定!
その日、銀行は戦場に変わる――累計50万部を超えるベストセラー『シャイロックの子供たち』は銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作ミステリ。
映画とドラマ、それぞれ異なる監督・キャストでの映像化です!
■特設サイトもどうぞ
★海堂尊さんインタビュー
明治時代に感染症と戦った医師たちのライバル物語
『奏鳴曲 北里と鴎外』(海堂尊)
コロナ禍で、「感染症学」に注目が集まるなかで、医師である著者が、北里柴三郎と、軍医・森鷗外のライバル物語を描いた『奏鳴曲 北里と鴎外』。東大医学部では同じ寄宿舎、留学先のベルリンでは1年間、コッホ研究所で一緒に過ごしていた北里柴三郎と森鷗外。その作品について、お話を伺いました。
★寺地はるなさんインタビュー
それぞれの孤独に上下なんてない
『タイムマシンに乗れないぼくたち』(寺地はるな)
寺地さんの最新刊『タイムマシンに乗れないぼくたち』は、7篇を収録する初の短篇集。人知れず抱えている居心地の悪さや、寂しさを抱える人々の感情に寄り添い、ふと心が軽くなる瞬間を鮮やかに、ときにユーモラスに描きます。それぞれの作品について語っていただきました。
★長浦京さんインタビュー
警察庁特別チームvs.国際テロリスト集団。日本人ランナーを守れ!
『アキレウスの背中』(長浦京)
『アンダードッグス』が直木賞候補にもなった長浦京さんの最新作は、公営ギャンブルの対象となったマラソンレースをめぐるノンストップ・サスペンスです。
また、『アキレウスの背中』のカバーを飾るのは、2021年夏の東京五輪マラソンで6位入賞を果たし、日本中を熱狂させたランナー大迫傑選手です。この印象的なカバーが実現した経緯についても語られた、インタビューもあわせてどうぞ!
★伊岡瞬さんインタビュー
涙せずにはいられない驚愕と慟哭の青春ミステリー
『奔流の海』(伊岡瞬)
50万部突破のベストセラー『代償』をはじめ、『悪寒』『本性』など読者の心を深くえぐる作品を発表し続ける伊岡瞬さんの最新作『奔流の海』。奔流に押し流される人間の運命が哀しみを呼ぶ、驚愕と慟哭の青春ミステリーです。
こちらのインタビューもあわせてどうぞ!
■オール讀物3・4月号 特集〈第166回直木賞決定&発表〉は、ただいま好評発売中です!
★能町みね子さん新刊4冊発売記念「#能町四社連合 キャンペーン」を開催!
能町みね子さんが、昨年12月から今年2月までに、続けて4冊の書籍を発売されました。こんなお祭り、そうそうない! ということで、出版社の垣根を超えたキャンペーンを行います。ぜひご参加ください!
詳細はこちらから👇
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本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。
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