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【本の話 ポッドキャスト番組表】Ch.エンタメ小説《2023年上半期》

文藝春秋が運営する「本の話 ポッドキャスト」では、毎週月・水・金にエピソードを公開しています。

▼2022年12月15日までに公開されたエピソードはこちらから▼

※「オールの小部屋」は「Ch.編集者トーク」に移動しました

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このページでは、「エンタメ小説」のエピソードをご紹介します!
(番組表は毎月15日に更新しています)


<NEW!>

【本の螺旋階段⑪】米澤穂信『可燃物』でミステリ魂が燃えあがるの巻

「早く続きが読みたい……」久しぶりに集まったホンラセこと【本の螺旋階段】。米澤穂信さんの『可燃物』を読み終えた時の第一声がこれでした。あまりにハイクオリティの警察ミステリに、メンバーのミステリ魂もバーニング!

『可燃物』あらすじ

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。

群馬県警利根警察署に入った遭難の一報。現場となったスキー場に捜査員が赴くと、そこには頸動脈を刺され失血死した男性の遺体があった。犯人は一緒に遭難していた男とほぼ特定できるが、凶器が見つからない。その場所は崖の下で、しかも二人の回りの雪は踏み荒らされていず、凶器を処分することは不可能だった。犯人は何を使って〝刺殺〟したのか?(「崖の下」)

榛名山麓の〈きすげ回廊〉で右上腕が発見されたことを皮切りに明らかになったばらばら遺体遺棄事件。単に遺体を隠すためなら、遊歩道から見える位置に右上腕を捨てるはずはない。なぜ、犯人は死体を切り刻んだのか? (「命の恩」)

太田市の住宅街で連続放火事件が発生した。県警葛班が捜査に当てられるが、容疑者を絞り込めないうちに、犯行がぴたりと止まってしまう。犯行の動機は何か? なぜ放火は止まったのか? 犯人の姿が像を結ばず捜査は行き詰まるかに見えたが……(「可燃物」)

連続放火事件の「見えざる共通項」を探り出す表題作を始め、葛警部の鮮やかな推理が光る5編。

▼米澤穂信さんご自身による『可燃物』ネタバレトークイベントのアーカイブはこちらで販売中!▼ 

▼noteの編集部だより「オールの小部屋から」にも上記トークイベントの記事を書きました▼


【万城目学&門井慶喜】京都青春ゆるゆる散歩!

『ぼくらの近代建築デラックス』に収められた「京都散歩」以来、じつに13年ぶりに、おなじみ万城目学さん門井慶喜さんのコンビが京都の地に降り立ちました! 万城目さんの京都を舞台にした新著『八月の御所グラウンド』ゆかりの地をめぐりつつ、青春の名残りを探すお散歩企画のポッドキャスト版です。ともに京都で学生時代をすごしたふたりの秘話から、門井さんの『八月の御所グラウンド』評に至るまで、たのしいトークをお聴きください!

▽お散歩風景の写真が盛りだくさんのウェブ版記事はこちらから▽


【話題作🎧試し聴き】『機械仕掛けの太陽』(著・知念 実希人/朗読・村上 麻衣)

『機械仕掛けの太陽』現役医師として新型コロナを目の当たりにしてきた人気作家が満を持して描く、コロナ禍の医療現場のリアルを描いたミステリー小説です。この物語は医療関係者から圧倒的な支持を得ました。

【話題作🎧試し聴き】『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』(著・石井 哲代, 中国新聞社/朗読・佳穂 成美)

尾道市の山あいの町で畑仕事をしながら一人暮らしを続ける哲代おばあちゃん。『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』では「長生きできる八つの習慣」「生き方上手になる五つの心得」「私らしくいるための五カ条」などが紹介されています。

【話題作🎧試し聴き】『悲愁の花 仕立屋お竜』(著・岡本さとる/朗読・浅井ひとみ)

表の顔は腕の良い仕立職人、裏の顔は達人に仕込まれた剣術で悪を成敗する【地獄への案内人」。仕立屋お竜の活躍を描く痛快時代小説の第二弾。著者の岡本さとるさんのたってのご希望で、舞台俳優・浅井ひとみさんが朗読されています。

【話題作🎧試し聴き」『心はどこへ消えた?』(著・東畑 開人/朗読・桑原 敬一)

臨床心理士・東畑開人さんが、心理カウンセリングの実体験をもとにしたエッセイ。【心とは何か」という直球の問いに迫ります。

【話題作🎧試し聴き】『いけない』(著・道尾 秀介/朗読・中村 友紀)

ラスト1ページですべてがひっくり返る。話題の超絶ミステリがオーディオブックとなりました。トリックが仕掛けられたPDFを見ながら、朗読を愉しむ仕掛けが!

<第169回直木賞・芥川賞>

【オールの小部屋・号外】第169回直木賞贈呈式・垣根涼介さんのスピーチをノーカットでお届けします

8月25日、第169回直木三十五賞の贈呈式が行われました。『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞した垣根涼介さんの記念のご挨拶をノーカットでお届けします。
「オール讀物」9・10月合併号では、垣根涼介さん自伝エッセイ「なくてもともと」、池井戸潤さんとの対談「やっぱり大事なお金の話」他、第169回直木賞を大特集しています。こちらも併せてお楽しみください。

【オールの小部屋・号外】第169回直木賞贈呈式・永井紗耶子さんのスピーチをノーカットでお届けします

8月25日、第169回直木三十五賞の贈呈式が行われました。『木挽町のあだ討ち』で直木賞を受賞した永井紗耶子さんの記念のご挨拶を、ノーカットでお届けします。
「オール讀物」9・10月合併号では、永井紗耶子さん自伝エッセイ「小説家てくてく」、三浦しをんさんとの対談「歴史をアップデート!」他、第169回直木賞を大特集しています。こちらも併せてお楽しみください。

【オールの小部屋・号外】垣根涼介さん直木賞受賞会見をノーカット放送!

2023年7月19日に選考会が開かれた第169回直木三十五賞。『極楽征夷大将軍』(文藝春秋)で受賞した垣根涼介さんの記者会見をノーカットでお届けします!

【オールの小部屋・号外】永井紗耶子さん直木賞受賞会見をノーカット放送!

2023年7月19日に選考会が開かれた第169回直木三十五賞。『木挽町のあだ討ち』(新潮社)で受賞した永井紗耶子さんの記者会見をノーカットでお届けします!

【文学への道・号外】市川沙央さんの芥川賞受賞会見をノーカット放送!

2023年7月19日に選考会が開かれた第169回芥川龍之介賞。『ハンチバック』(文藝春秋)で受賞した市川沙央さんの記者会見をノーカットでお届けします!

<文春推理部>

【文春推理部】作家・乾くるみに聞く!【前編】

『イニシエーション・ラブ』『セカンド・ラブ』『ハートフル・ラブ』など、きわめて寡作ながら、つねに本格ミステリのありように一石を投じる作品を著しつづける作家・乾くるみ。しかし、その素顔は厚いヴェールに包まれている。「執筆スタイルは?」「いま書いている長編は?」「趣味は?」「書くスピードは?」――謎のカリスマ作家がすべての疑問に答える!【前編】

【文春推理部】作家・乾くるみに聞く!【後編】

乾くるみさんが昨年末に発表した『ハートフル・ラブ』。そこにはきわめて大胆な〝ある挑戦〟が施されていた。コンテンツのマルチ配信時代を見据えた本格ミステリの新たな可能性に挑む、乾さんの〝実験〟とは? あなたが収録作「夫の余命」に抱く違和感が謎を解く鍵だ!――愛のシリーズ掉尾を飾る『トライアングル・ラブ』の予定も含め、カリスマ作家がすべての疑問に答えたインタビュー【後編】!

【文春推理部】没後1年・西村京太郎の推理世界に迫る!【前編】

西村京太郎さんが亡くなって1年。永遠に色あせることのない京太郎ミステリの魅力を、おなじみ翻訳出版部部長ナガシマとオール編集部イシイとで語り尽くす企画の【前編】です。最良の読書ガイドは文春ムック『西村京太郎の推理世界』! 未読の方はこの機会にぜひお買い求めください!

【文春推理部】没後1年・西村京太郎の推理世界に迫る!【後編】

西村京太郎さんが亡くなって1年。永遠に色あせることのない京太郎ミステリの魅力を、おなじみ翻訳出版部部長ナガシマとオール編集部イシイとで語り尽くす企画の【後編】です。今回は、異常な熱気をはらむ70年代エンタメの文脈を徹底討論! 大藪春彦、西村寿行おすすめ作品もあわせて紹介しています。最良の読書ガイドはやっぱり文春ムック『西村京太郎の推理世界』! 未読の方はこの機会にぜひお買い求めください!

【文春推理部】麻耶雄嵩さんを京都で直撃!【前編】

『隻眼の少女』『さよなら神様』と、つねに本格ミステリの臨界点に挑み続ける作家・麻耶雄嵩。「麻耶さんにとって本格とは?」「執筆スタイルは?」「趣味は?」「本格ミステリ作家クラブ会長って何してるの?」――神秘のカリスマ作家がついにすべての疑問に答えた!【前編】

【文春推理部】麻耶雄嵩さんを京都で直撃!【後編】

『隻眼の少女』『さよなら神様』(ともに文春文庫)と、つねに本格ミステリの臨界点に挑み続ける作家・麻耶雄嵩。最新刊『化石少女と七つの冒険』(徳間書店)も麻耶さんらしく徹底して読者を翻弄する傑作だった。「化石とか好きなんですか?」「続編は?」「次の〝神様シリーズ〟はいつ?」――ただのミーハーファンと化した文春推理部員の質問に、麻耶雄嵩はついに重たい口を開く……!【後編】

<話題作🎧試し聴き>

【話題作🎧試し聴き】『徳川家康 弱者の戦略』(著・磯田 道史/朗読・北川 俊忠)

大河ドラマの佳境を迎え注目を集まる徳川家康。圧倒的な強者を相手にしてきた家康はつねに「弱者」だった。それがなぜ天下人となったのか? 歴史研究の第一人者である磯田 道史さんが家康の実像に迫る『徳川家康 弱者の戦略』。オーディオブック『徳川家康 弱者の戦略』のお求めはこちらから。

【話題作🎧試し聴き】『ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?』(著・堤未果/朗読・大内櫻子)

ベストセラー『デジタル・ファシズム』の著者・堤未果が暴く〈フードテック・ファシズム〉『ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?』

人口肉からワクチンレタスまで、フードテックの裏側で何か起こっているのか? 「食と農」の危機を暴き、未来への道筋を示す。『ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか?』のお求めはこちらから。

【話題作🎧試し聴き】『花束は毒』(著・織守きょうや/朗読・梅原裕一郎、福沙奈恵)

絶対見抜けない真相、背筋が凍るラスト1行。かつての憧れの青年だった真壁が結婚を前に脅迫していることを知った芳樹は探偵に調査を依頼するが…。人気声優の梅原裕一郎さんと福沙奈恵さんが男女で読み分け。

【話題作🎧試し聴き】『ハンチバック』(著・市川 沙央/朗読・くわばらあきら)

第169回(2023年)芥川賞を受賞した話題の小説『ハンチバック』がオーディオブックになりました。

●市川 沙央さんからのメッセージ●
「『ハンチバック』オーディブル版では、聴いて味わえる物語となるように、登場人物の名前の読み方を原作から一部変更しました。オーディブル版の『ハンチバック』を、お楽しみいただけますように。」

【話題作🎧試し聴き】『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(著・村上春樹/朗読・ 向井 理)

多崎つくるは親友四人から理由も告げられず、突然絶縁された過去をもつ。恋人に促され、真相を探るべく一歩を踏み出し、旅に出る。朗読は俳優の向井理さん。

▽朗読・向井理さん特別インタビューも公開中!▽


【話題作🎧試し聴き】『満月珈琲店の星詠み』(著・望月麻衣/画・桜田千尋/朗読・村上麻衣)

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 満月の夜にだけ開く、不思議な珈琲店。そこは疲れた人だけが訪れることができる、癒しに満ちたお店だった――様々な人々の悩みを解きほぐすマスターの「星詠み」と絶品のスイーツに心も和む、優しさあふれる一冊です。『満月珈琲店の星詠み』オーディブルのお求めはこちらから。

【話題作🎧試し聴き】馳星周『少年と犬』朗読・桑原敬一

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 直木賞受賞作『少年と犬』のオーディオブックには、「最後に泣いてしまいました」「読み終えて自分の家の犬をぎゅーと抱きしめました」そんな熱いコメントが寄せられています。新しい感動をオーディオブックでどうぞ。

【話題作🎧試し聴き】浅田次郎『大名倒産 上』朗読・菅沢公平

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 本日6月23日公開の映画『大名倒産』は、神木隆之介主演、杉咲花、松山ケンイチ、浅野忠信、佐藤浩市主演の超話題作。とても楽しみですね。こちらは、オーディオブックでもお愉しみいただけるんですよ。

【話題作🎧試し聴き】濱 嘉之『国境の銃弾 警視庁公安部・片野坂彰』朗読・宮本淳

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 公安出身の濱嘉之さんによる、最新の国際インテリジェンス情報小説「警視庁公安部・片野坂彰シリーズ」は、オーディオブックでもお愉しみいただけます。イェール大学、FBIで研修し、はては傭兵会社の経験もあるという、片野坂彰はどんな声の持ち主でしょう?

【話題作🎧試し聴き】吉永南央『萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ』朗読・古村澪

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 北関東のとある街で、コーヒー豆と和食器の店を営むおばあちゃんが、店で聞いた話から、街で起こった小さな謎を解決するミステリー。「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」が、オーディオブックとなりました。まずはシリーズ第一作『萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ』からお楽しみください。

【話題作🎧試し聴き】池上彰『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう』朗読/片山公輔

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 池上彰さんが教授を務める東工大での講義をまとめた、これから社会に船出する学生へのメッセージをわかりやすくまとめた『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう』。他に、「学校では教えない社会人のための現代史」と「この日本で生きる君が知っておくべき戦後史の学び方」の2冊があります。ビジネスマンも必読です。

【話題作🎧試し聴き】泉秀一『世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念』/朗読・吉岡琳吾

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 本日は、NewsPicks編集長の泉秀一さんがこれまでほとんどマスコミに登場してこなかった佐治信忠会長への取材に成功した『世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念』をお届けします。

【話題作🎧試し聴き】エマニュエル・トッド『我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上 アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか』堀茂樹・訳/朗読・兼政郁人

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 全人類史を「家族」という視点から書き換える革命の書、エマニュエル・トッド『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』は、上下巻あわせて聴取時間は約20時間。分厚い専門書をオーディオブックでどうぞ。

【話題作🎧試し聴き】ジェーン・スー『ひとまず上出来』/朗読・早水リサ

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? TBSラジオ「生活は踊る」のパーソナリティで、コラムニストのジェーン・スーさん。同世代の女性から圧倒的な指示を得るジェーンさんが、いまの自分に「ちょうどいい」を見つけるその過程を書いた『ひとまず上出来』。

 ▼『ひとまず上出来』特設サイトはこちらから▼


【話題作🎧試し聴き】阿部智里『烏に単は似合わない』/朗読・疋田涼子

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 発売から10周年を迎え『八咫烏シリーズファンBOOK』が好評発売中の「八咫烏シリーズ」。多くのシリーズ作品がオーディオブックでも読書できます。まずはシリーズ第一作の『烏に単は似合わない』から聴き始めませんか? 

【話題作🎧試し聴き】永井路子『炎環』/朗読・喜山茂雄

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 歴史小説家・永井路子さんの鎌倉時代を舞台にした小説『炎環』は、1978年に発売され、50年近くの年月を経た今日まで長く読み継がれている名作です。ぜひオーディオブックでもお楽しみください。

【話題作🎧試し聴き】有栖川有栖『捜査線上の夕映え』/朗読・岡部悟

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 「捜査線上の夕映え」は2022年末に決まる4大ミステリランキング、「このミステリーがすごい」「このミステリが読みたい」「本格ミステリ・ベスト10」「週刊文春ミステリーベスト10」のすべてでベスト10入りを果たしました。オーディオブックで読むことができますよ。

【話題作🎧試し聴き】辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』/朗読・星祐樹

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 辺見じゅんさんの「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」は、第二次世界大戦後の、ソ連のシベリア収容所で誇り高く生きた日本人の様子を描いた感動のノンフィクションです。映画化や漫画化もされ、近年注目を集める作品がオーディオブック化されました。

【話題作🎧試し聴き】上橋菜穂子『香君』/朗読・平田絵里子

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 上橋菜穂子さんのファンタジー小説「香君」が、オーディオブックでも楽しめるようになりました。朗読は、著者の上橋さんのたっての希望で平田絵里子さんがつとめています。

平田さんはアニメ「獣の奏者」のナレーションを務めた方。上橋さんの物語の世界観にぴったりの声の持ち主です。

【話題作🎧試し聴き】林真理子『カムカムマリコ』/朗読・仲村かおり

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 緊急事態宣言が明け「待ってました!」とばかりに全国各地を飛び回る林真理子さんのエッセイ「カムカムマリコ」をご紹介します。この他に、小説からエッセイまで、多くの林真理子作品がオーディオブックでお愉しみいただけます。

【話題作🎧試し聴き】高尾昌司『刑事たちの挽歌』/朗読・岩崎了

オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか?
高尾昌司さんの「ルーシー・ブラックマン 殺害事件」を題材としたノンフィクション「刑事たちの挽歌」は、2023年夏に映像化が決定している話題作です。

06分27秒

【話題作🎧試し聴き】畠中恵『まんまこと』/朗読・桑原敬一

新コーナー【話題作🎧試し聴き】オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 畠中恵さんの時代小説「まんまこと」は、町名主の跡取り息子が江戸は神田で大活躍するシリーズもの。桑原敬一さんの朗読が、楽しいばかりではなくほろっとさせると大評判です。

03分40秒

<本の螺旋階段>

【本の螺旋階段⑪】奥田英朗『コメンテーター』に爆笑、悶絶、感涙の巻【後編】

三度の食事より本が大好きな秘密結社【本の螺旋階段】。いよいよ奥田英朗さんの新刊『コメンテーター』を徹底解剖していきます。収録された全作を、ドクター伊良部の可笑しさ、看護師マユミちゃんのかっこよさ、トラブルを抱えた登場人物の人間的魅力など、さまざまな観点から紹介しますので、あなたにピッタリの1作を必ず見つけられるはず。「涙が出た」「とにかく笑えた」とイチオシ作品について語るうちに、メンバーの目には本物の涙が浮かび、時にこらえきれず嗚咽する場面も……。

【本の螺旋階段⑩】奥田英朗『コメンテーター』に爆笑、悶絶、感涙の巻【前編】

実はけっこう平均年齢高めの秘密結社【本の螺旋階段】。ドクター伊良部の最新刊『コメンテーター』が出たのを機に、23年前のシリーズ第1作『イン・ザ・プール』にまでさかのぼって、思い出話に花を咲かせます。「私の最高の伊良部はこれ!」と、シリーズ最愛ベスト作を語りあう【前編】。
果たしてどんな作品が挙がるのか? ファンの方も、初めての方も、伊良部シリーズ入門にうってつけの【本の螺旋階段】です!

―あらすじ―
トンデモ精神科医・伊良部が17年ぶりに復活!
直木賞受賞、累計290万部の人気シリーズ17年ぶりに復活!
低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!?

▼奥田英朗さんご本人のインタビューはこちらから▼

~累計290万部突破・伊良部シリーズ 文庫でも!~
第1作『イン・ザ・プール』

第2作『空中ブランコ』≪第131回直木賞受賞作≫

第3作『町長選挙』


【本の螺旋階段⑨】門井慶喜『文豪、社長になる』に描かれる文春の社風にビックリの巻【後編】

門井慶喜『文豪、社長になる』で描かれた菊池寛エピソードについて熱く語るうち、「寛は~」「菊池は~」と、どんどん友達トークのようになっていく【本の螺旋階段】。文藝春秋麻雀牌、「オール讀物」誕生などの楽しい話題から、戦争とのかかわり、公職追放といった激動の歴史、さらには建築家・渡辺節の登場、文春が紀尾井町へ引っ越した理由といったマニアネタまで、脇道に逸れまくる奔放な読書会の【後編】をお届けします。

芥川龍之介と菊池寛が共訳した『完全版アリス物語』も必読ですぞ!

【本の螺旋階段⑨】門井慶喜『文豪、社長になる』に描かれる文春の社風にビックリの巻【前編】

文藝春秋を創業した菊池寛の一代記『文豪、社長になる』の執筆を、文藝春秋が門井慶喜さんに依頼するのは〝お手盛り〟企画ではないのか?――いきなり厳しい問いかけから始まった【本の螺旋階段】久しぶりのリアル読書会。前日の本屋大賞贈賞式トークでしばし盛りあがり、脇道に逸れてヒートアップするのも通常運行。菊池寛のお金にまつわるエピソードから、「夜は雑誌の時間」という一節に感極まって涙する展開まで、ひたすら本音でしゃべり続ける謎のメンバーの読書会【前編】をお届けします!

(あらすじ)
 芥川龍之介や直木三十五、川端康成などの協力を得、菊池寛が発行した「文藝春秋」創刊号はたちまち完売する。読者が、時代が求めた雑誌は部数を伸ばし、会社も順風満帆の成長を遂げていく。
 しかし次第に、社業や寛自身にも暗い影が。
 芥川、直木という親友たちとの早すぎる死別、社員の裏切り、戦争協力による公職追放、そして、会社解散の危機……。
 激動の時代に翻弄されながらも、文豪として、社長として、波乱に満ちた生涯を送った寛が、最後まで決して見失わなかったものとは――。
『家康、江戸を建てる』『銀河鉄道の父』の著者による、圧倒的カタルシスの感動作

【本の螺旋階段⑧】高瀬乃一『貸本屋おせん』は本好きの胸に深々と刺さった! の巻

「貸本屋」の看板を掲げて江戸の街を疾走する〈おせん〉の姿に、思わずエールをおくる【本の螺旋階段】一同。本にまつわるウンチクも、不可解な謎解きの数々も、愉快な登場人物たちも、とにかく面白い『貸本屋おせん』は、超実力派新人による〝江戸ビブリオ捕物帖〟です。
【あらすじ】
第100回オール讀物新人賞を満場一致で受賞した著者が、満を持して送り出す初の作品集。
選考委員の村山由佳氏が「読み終えるなり『参りました』と呟いていた」と選評に記した受賞作「をりをり よみ耽り」の世界を5篇の連作で展開する。
物語の舞台は、文化年間の江戸浅草。女手ひとつで貸本屋を営む〈おせん〉の奮闘を描く。盛りに向かう読本文化の豊饒さは本好きなら時代を超えて魅了されることでしょうし、読本をめぐって身にふりかかる事件の数々に立ち向かう〈おせん〉の捕物帖もスリルに富んでいます。

29分54秒

【高瀬乃一さんのインタビューはこちら】


【本の螺旋階段・特別編】〝書店まわり〟って何ですか!?

いつものように雑談に興じる【本の螺旋階段】。今回のテーマは、SNSでも話題になった「書店まわり」について。そもそも「書店まわり」って何? 具体的な効果は? 事前にアポは必要? など、なかなか聞けない書店業界のホンネに迫ります。何度も「そろそろ終わりましょう」と締めの挨拶をするも、そのつど新ネタが投入されて、語らい終わる気配なく……

21分41秒

【本の螺旋階段⑦】高野和明『踏切の幽霊』の結末に思わず涙が……!の巻(ネタバレなし)

東海地方を襲った寒波に震えながら集まった秘密結社【本の螺旋階段】ですが、いざ高野和明さん11年ぶりの新刊『踏切の幽霊』(文藝春秋)について喋り出すと心も身体もヒートアップ! 「いいねえ」「ほんとにいい……」結末の余韻と美しさを語るメンバーの目にはうっすらと涙が……! 高野さんにしか書けない社会派推理幽霊長編。強烈にオススメです!

【あらすじ】
マスコミには決して書けないことがある――
都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。同じ踏切では、列車の非常停止が相次いでいた。
雑誌記者の松田は、読者からの投稿をもとに心霊ネタの取材に乗り出すが、やがて彼の調査は幽霊事件にまつわる思わぬ真実に辿り着く。
1994年冬、東京・下北沢で起こった怪異の全貌を描き、読む者に慄くような感動をもたらす幽霊小説の決定版!

【本の螺旋階段・特別編】芥川賞直木賞と本屋大賞を徹底雑談!

久しぶりに集まった読書秘密結社【本の螺旋階段】。
決まったばかりの第168回芥川賞&直木賞、ノミネート10作が発表された本屋大賞について、ちょっと雑談のつもりが……! 「選評をどう読む?」「本屋大賞投票の決め手は?」と、トークは終わる気配なく……

25分11秒

<2023年本屋大賞ノミネート10作>(作品名五十音順)

<第168回直木賞>

【本の螺旋階段・特別編】直木賞の選評を読む!【後編】

読書なしでは生きられない秘密結社【本の螺旋階段】。オール讀物3・4月合併号に掲載されている第168回直木賞の選評を精読していく【後編】です。宮部みゆき委員衝撃の『地図と拳』評、選評の並び順、選考委員登場の対談にも注目! 〝鈍器本〟とは何か? などなど尽きぬ話題はついに〝転売禁止〟のメッセージへと――。

オール讀物3・4月号の電子書籍はこちらから!

【祝・直木賞受賞!】小川哲さんを知るにはまずこの1冊&おすすめ本を語ります

第168回直木賞を『地図と拳』で受賞されたばかりの小川哲さん。小川さんという作家を知るために「最初に読む1冊」を教えてください、とお願いしたらご本人が挙げてくださったのは『嘘と正典』でした。ご自身も初めて読む作家の入り口にすることが多いという短篇集の魅力とは? さらに、最近読んで面白かったおすすめ本や、何度でも読み返せるという1冊についても伺いました。

【祝・直木賞受賞!】千早茜さんの代表作ぞろいの文春文庫。5冊の読みどころをご本人が紹介!

第168回直木賞受賞作家・千早茜さんご本人による、文春文庫ですぐ読める傑作をご紹介。直木賞候補ともなり、フィーバーを巻き起こした『男ともだち』、お仕事小説&群像劇で魅力的なスイーツを描いた『西洋菓子店プティ・フール』、男性読者の支持を集めた『ガーデン』、書き下ろし短篇が必読の『正しい女たち』、そして千早茜さん曰く「自身唯一の恋愛小説」である『神様の暇つぶし』まで、多彩な千早ワールドを堪能できます。豪華な解説者にもご注目を!

14分06秒

【第168回直木賞】千早茜さん受賞会見をノーカット放送!

2023年1月19日夕に選考会が開かれた第168回直木三十五賞。『しろがねの葉』(新潮社)で受賞を決めた千早茜さんの記者会見をいち早く、ノーカットでお届けします!

【第168回直木賞】小川哲さん受賞会見をノーカット放送!

2023年1月19日夕に選考会が開かれた第168回直木三十五賞。『地図と拳』(集英社)で受賞を決めた小川哲さんの記者会見をいち早く、ノーカットでお届けします!

18分17秒


第168回直木賞候補作発表! 全候補プロフィール&あらすじを5分で紹介

12月16日、第168回直木賞候補作が発表されました。全候補のプロフィールとあらすじを5分でご紹介します。駆け足にはなりますが、ご興味の湧いた方はぜひ候補作をお手に取ってみてください。12/21発売の「オール讀物」1月号ではすべての候補者の方のインタビューもお読みいただけます。
(制作:オール讀物編集部)

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【第99回「箱根駅伝」と『俺たちの箱根駅伝』を語り合う!】生島淳×EKIDEN News代表・西本武司

「週刊文春」で好評連載中の池井戸潤さん『俺たちの箱根駅伝』はいよいよ往路六区へと、突入します。そして、第99回『箱根駅伝』は、史上まれにみる名勝負となり、駒澤大学の優勝で幕を閉じました。日本唯一の陸上『雑談』専門チャンネル『Track Town JPN』(文化放送)の名物番組「潤の代わりに淳に訊く」のなかで、『俺たちの箱根駅伝』を熱烈に応援してくださっているスポーツライターの生島淳さんと、EKIDEN News代表の西本武司さんに、今年の箱根駅伝と、小説『俺たちの箱根駅伝』の魅力を語り合っていただきました。
(制作:第二文藝部)

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