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カングージャンボリーで絵本を売るのよ
2024年10月27日。今年も山中湖交流プラザ『きらら』で行われた「カングージャンボリー」のなかのフリーマーケットに参加しました。
一週間前から天気予報見ては一喜一憂。
昨年の雨はたいへんだった・・・
当日朝。
曇天。微風。寒い。
でも、雨は降ってない!うれしい。
いくら寒くても、昨年の雨を思えば快適。
会場に着くと早速設営開始。・・・濡れないっていいな~。足元がぬかるんでないのってこんなに作業しやすいんですね。
なんとなく要領もわかってるので順調です。通常の古本市より面積も広いし、カングーの荷台まで使える。余裕ある!
ただ、昨年のnoteに書いているように、「カングージャンボリーで本は売れない」。
フリーマーケットであって古本市じゃないので、基本的に本は売れにくいような気がしてます。みんな本買うつもりで来てないから。どちらかといえば、「安くてお買い得」もしくは「ここでしか買えないレアなもの」を求めてるのでは。(少なくとも自分はそうだと思う・・・)そんななかで、本買うつもりのない人に本を勧めるのはムズカシイ。
今回は客層も考えて「絵本」中心に。小さい子ども連れの方や並よりハイセンスな人が多いと踏んでの選択。
そして。
絵本を面出しする、です。とにかく目立たせないと他のブースに埋もれる。
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本好きな人は背表紙しか見えなくても自分で興味あればどんどん抜いて見ていくけど、なんとなく見ていく場合は表紙見ないと何があるかわからない。視覚的に訴えないと。
地面にシート敷いてパタパタ置いてみました。うん、見やすい。
①いつもより絵本売れる。
結果、絵本はいつもより売れました!
面出しがよかったのか、客層がよかったのか。ちっちゃい子が「ください!」と言ってお金と本を出してくると、もうありがたくて。あーもうお金いらない、と言いたくなる。言わないけど。
あとはハイセンスなおばさまおじさまが買ってくださいました!「なつかしい」という声が十代から七十代まで聞こえるのは絵本ならでは。
②カングーじゃなくミニの本が売れる。
このフリマ、基本的にカングーの意匠に引っ掛かるのは売っちゃダメよ、となっています。
じゃ、他のクルマならいいでしょ!と何冊かミニ(世にいうところのクラシックミニ)の本を持参。
二十代で最初に手に入れたローバーミニでふざけたクルマの楽しさに目覚めた私。実家にはたくさんのミニ関連本があるのです。
小さい子を連れたお母さん。最初は座り込んで絵本を見てましたが、奥にミニの本(ヨーロッパを自分のミニで旅した人のエッセイ。写真多数。90年代終わりに購入したワタシの蔵書)があるのを発見。子どもに取ってもらい、熱心にペラペラ。これはひょっとして・・・
私「ミニ乗ってたんですよ」
客「え!わたしもです」
私(ビンゴ!)
私・客「いいクルマでしたよね・・」
独身のときはミニに乗ってて、家族が増えてカングー乗りになる人は相当数いると思う。(完全なる主観)
クルマのイメージがなんか似てるんだよね。雰囲気とか。イギリスとフランスの違いはあるけど。
③星の王子さまと出会う。
いや、夢見る乙女じゃないですってば。
以前からカングーの移動販売車には興味があって、よく調べてました。そんななか見つけたのが、星の王子さま専門移動書店「librairie B612」様。うわー、カッコいいなー、と見てたわけです。
今回、なんと同じ並びにいらっしゃったのです。やったー。さっそく見に行きました。そして、本購入。
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お話させてもらうと、偶然実家が近いことがわかったり、なかなか楽しかったです。愛知県の古本市情報も教えていただきました。
たまにはこういうイベントもいいものです。
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今回の考えたこと。
・雨キライ
・やっぱり表紙は見えたほうがいいね。
・なんか小物作りたいなー
・カングーいっぱいあるとわくわくする。です。