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ペタンクはいいぞ!(2005年06月09日)
2005年06月09日 記
週末に「ペタンク」というフランス生まれのスポーツをやった。聞いたことある人(ましてややったことのある人)などほとんどいないんじゃないかと思うのだけど、これが結構楽しかった。ペタンクってのは、簡単に言えば、グランドで行うカーリングみたいなゲーム。そう、スポーツというよりはゲーム=遊びに近い。とはいえカーリングってのもあんまし身近なスポーツではないので、ピンと来ない方も多いかもしれないなぁ(って、自分もそうだったわけで)。
カーリングの場合は、円盤状の漬物石みたいなの(ストーンと呼ぶらしい)を氷上に滑らせて、「ハウス」と呼ばれる円の中心にそれをより近づけた方が勝ち(かなり大雑把な説明だけど)。一方、ペタンクはスートンの代わりに、野球のボールぐらいの大きさの鉄球を使う。まず始めにビュットというピンポン球ぐらいの小さな球を6~10メートル先に放り投げて、それ目がけて鉄球を転がしたり、投げたりするわけ。ビュットに、より鉄球を近づけたチームが勝ち。その点はカーリングと同じ。
ビュットの位置はゲームごとに変わるので、そこらあたりがカーリングとは違う。4メートルの幅があるし、ビュットにボールを当てて位置を変えてもいい。例えば敵チームが自チームよりボールを近づけてきた時は、ビュットにボールを当てて遠ざけてしまう、なんてこともできる。あるいは敵チームのボールをはじいて飛ばしたり。
つまりは鉄球を使ったビー玉遊びみたいなもの。ルールは単純だけど、様々に戦略を考える必要もあって、けっこう頭を使う。700グラムの鉄球はちょっと重いけど、ボウリングみたいに転がせばいいだけなので、そんなに力を必要とはしない(投げ方にはちょっとしたコツがいる)。僕らを指導してくれた名人は、かなりの高齢とお見受けしたけれど、変化球まで披露してくれた。老若男女問わずに楽しめるけど、ゲートボールのように年寄り臭くない。それにしても自分の町に「ペタンク名人」がいるとは驚いた。町内にはいろんな名人がいるものである。ミクシィ内にもコミュニティがある。これも驚いた。
2024年02月05日 追記
結局、ペタンクをプレイしたのはこれ一回きりでした(笑) 面白いとは思ったんですけどね。ネットで調べてみると、そこそこヒットするので競技人口は地道に増えているように思います。似たような競技にボッチャがあって、こちらはパラリンピック種目です。もしかしたら、ボッチャに押され気味なのかも。それにしても、2005年時点ではカーリングもまだそれほどメジャーではなかったみたいです。僕が知らなかっただけなのかもしれないけど。そのうちペタンクも、メジャースポーツに躍り出る日が来るのかもしれません。
タイトル画はAIに作成してもらいました。これ、ペタンクじゃないな……。