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【共同親権反対】離婚後の共同親権法案可決について思うこと
私は一シングルマザー として、共同親権に反対していました。けれど、昨日(2024/04/12)の衆院法務委員会で与野党の賛成多数で可決。
とは言え、共同親権に反対しながらも私は法の有知識者ではないし正直わからないことだらけ。自分の中に不安が多くて声が大きくなっているのかもしれません。
それでも尚、今思っていることを形で残しておきます。
スピード感がおかしい
今回の「共同親権」の法制化は驚くほどの速度で、そこに違和感を抱えています。
例えばですが、
「選択的夫婦別姓」は、未だ25年以上議論しています。けれど「共同親権」は、議論され始めて数年ですが「本年度中にどうにかしよう」見たいな流れです。
この速さはなんでしょうか。
共同親権を導入する大きな理由として「諸外国に合わせる」「日本は遅れている」というのがあると思います。
しかし先進国の中で「選択的夫婦別姓」を選んでないのは日本だけ。他先進国に合わせようとしているみなさんは「選択的夫婦別姓」にも賛成なのでしょうか。
やっぱり男性優位
私はこのスピード感がこの国の「男性優位」を強く表していると思うんです。
事実として、離婚した子どもの監護権を持つのは女性が多い。それもあって、会えなくて不利益を被っている男性にも「何か法的な措置を」と政界にいる方々が声を大きくして言われている気がしてなりません。
「そんなことはない」強く主張されたとしても、他にも男性優位を疑ってしまう法改正のスピード例があるんです。
バイアグラは認可まで6カ月だったのに対し、経口中絶薬は認可まで40年近くかかりました。
特に見えないDVって怖いですよ
これは私の話ではないのですが、みんなで読みながら想像してみてほしいです。
DVって暴力が怖いのは当然のことです。けれど暴力を伴わない目に見えないDVもあります。精神的DVや経済的DVなど、証拠を残せないようにした陰湿なDVのことです。むしろこっちが多いんじゃないかな。
けれど、DVをする旦那さんは外面がよくて近所でも評判の優しさで会社でもバリバリ仕事ができるなんて聞きます。すると、一方の奥さんは何もせず「ダラダラしている」みたいなイメージがつくことも多々ある。
共同親権導入後
DVは、力を駆使して相手をコントロールするとも聞きます。つまりは「相手を支配」して身動きを取れなくするんです。
支配された側は、法廷で黙って頷くしかないケースも出てくるでしょう。証拠のないことに対して、きちんと説明できる能力が支配された側にあると思いますか。
裁判所はそこをどうやって正しく判別するのでしょうか。そしてもっと言うと、法を決めていく人たちはDVを特例事案だとでも思っているのでしょうか。
私は、正直
シングルマザーとして共同親権に納得がいかない。
だって世の中には、ハラスメントをはじめ、イジメや障害、不登校や些細な上手くいかないことも含めて「その辛さは自分のせいじゃない」ってことがある。
それを自力でなんとかできる辛さと同じように法でまとめられるなんておかしいと思う。
どうにもできない辛さを守ってこそ福祉や法なのに。
みなさんは、どう考えますか。
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